TOKYO FM コミュニケーションズグループ

THE CLASSIC

クラシック通のあなたにお届けする、夢のクラシック専門チャンネル。世界各国から厳選した人気のコンサート・ライヴや、国内外の新譜紹介、話題の作曲家・指揮者・演奏家の大特集など、本格派に満足していただける充実のプログラムが満載です。 
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今月のおすすめ

ザルツブルク音楽祭2011スペシャル 

1月7日・14日・21日・28日・2月4日・11日・18日・25日(土)22:00~24:00
2月5日・12日・19日・26日(日)12:00~18:00 【音源提供:オーストリア放送協会】
ライヴプログラムこれまでの放送内容 番組を一部ご試聴頂けます

 世界中のクラシック・ファンが注目するザルツブルク音楽祭。91年目を迎えた2011年はこれまで総監督を務めていた演出家のユルゲン・フリムが契約終了を待たずに、ベルリン国立歌劇場に移ってしまったため、2012年から次期総監督アレキサンダー・ペレイラの体制がスタートするまでの移行期ということで、これまで音楽監督としてコンサート部門を担当していたマルクス・ヒンターホイザーが全体を総括するという変則的な開催となりました。しかし、ウィーン・フィルをはじめとするオーケストラ演奏会、若き巨匠クリスティアン・ティーレマンのザルツブルク音楽祭オペラ・デビューなど話題豊富なオペラ公演、マーラーの没後100年記念企画、3つのユース・オーケストラ公演など、プログラム、出演者とも大変充実した素晴らしい音楽祭となりました。





≪オペラ篇≫
2月5日/モーツァルト:フィガロの結婚
2月12日/ヴェルディ:マクベス
2月19日/R.シュトラウス:影のない女
2月26日/ヤナーチェク:マクロプーロス事件

 ザルツブルク音楽祭のハイライトは何と言ってもオペラ。2011年は8つのオペラが取り上げられましたが、そのうち4本をご紹介します。
 まず2月5日は大ヒットしたクラウス・グート演出のモーツァルト=ダ・ポンテ三部作の再演から「フィガロの結婚」。演奏はティチアーティ指揮オーケストラ・オヴ・ジ・エイジ・オヴ・エンライトゥンメント、フィガロはアーウィン・シュロット。12日はムーティがウィーン・フィルを指揮したヴェルディの「マクベス」。正統派のオペラの魅力をお楽しみください。19日はティーレマン指揮ウィーン・フィルがピットに入ったR.シュトラウスの「影のない女」。1955年にこの作品の全曲録音が行われた伝説の録音会場をステージいっぱいに組み立て、当時の世相を浮かび上がらせるという通好みの演出が反響を呼びました。また、ティーレマンはウィーン・フィルを自在に操り、E・ヘルツィリウス、A・シュヴァーネヴィルムスら歌手陣も大健闘して音楽的にも大きな成果を上げました。さらに26日はエサ=ペッカ・サロネンがウィーン・フィルを鋭利に指揮したヤナーチェクの「マクロプーロス事件」。300余年の生命を生きた主人公マクロプーロスをアンゲラ・デノケが深い役作りで描き、マルターラーによる遊びにあふれた不条理劇的演出が相乗効果を発揮して、昨夏の最高傑作の呼び声高い上演となりました。
 6時間の放送時間いっぱい、関連ディスクなどでお楽しみいただきます。

≪コンサート篇≫
2月4日/ウィーン・フィル、フランツ・ウェルザー=メスト
2月11日/コーネリウス・マイスター指揮ウィーン放送響、コパチンスカヤ(Vn)
2月18日/マーラー・シーン~ピアノ四重奏曲 ロンクィヒ(P)コパチンスカヤ(Vn)他
2月25日/マーラー・シーン~マーラーと私的演奏協会 ルノー・カプソン(Vn)クレメンス・ハーゲン(Vc)他



 2月4日はウェルザー=メスト指揮ウィーン・フィルの演奏会から、マーラーが弦楽オーケストラ用に編曲したシューベルトの「死と乙女」とツェムリンスキーの抒情交響曲、11日はマイスター指揮ウィーン放送響の演奏会から、ベルクのヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」(ヴァイオリン・ソロはコパチンスカヤ)とハンス・ロットの交響曲第1番。ロットはマーラーの学友にして多大な影響を与えた存在です。いずれもマーラーをテーマにしたプログラムと言えましょう。そして18日と25日は「マーラー・シーン」と題したコンサートです。18日はロンクィヒ(P)、コパチンスカヤ(Vn)らによるピアノ四重奏曲、25日はルノー・カプソン(Vn)、クレメンス・ハーゲン(Vc)らによる演奏で新ウィーン楽派の作曲家エルヴィン・シュタインの編曲によるマーラーの交響曲第4番の室内アンサンブル版ほかをお送りします。

ウィークエンド・スペシャル

(日)18:00~24:00 (土)12:00~18:00  ■メッセージはこちらまで!

2月5日・12日・19日/ブルーノ・ワルター没後50年記念特集

 20世紀を代表する偉大な指揮者ブルーノ・ワルターが今年没後50年を迎えます。2月17日の命日にちなんで、3週18時間にわたって特集します。
 1876年生まれのワルターは、同じユダヤ人指揮者であるマーラーの弟子となり、その招きによりウィーン宮廷歌劇場で活動したのを始め、ミュンヘン、ロンドン、ベルリン、ライプツィヒなどで重要なポストを歴任します。しかし、ナチスの台頭とともに迫害を受け、1939年、第二次世界大戦の勃発後は戦火を逃れてアメリカに移住します。ビバリーヒルズに居を構え、戦後はヨーロッパにも返り咲いて、欧米で活躍しました。またコンサート活動引退後も、彼のために特別編成されたコロンビア交響楽団との録音を数多く残しました。師であるマーラー作品を早くから世に広めたほか、モーツァルトやベートーヴェンの演奏において評価が高く、マーラーの交響曲第9番やベートーヴェンの「田園」など、永遠の名盤とされるディスクがあります。
 戦前のSP時代から60年代のステレオ初期まで長年にわたり録音を残したワルターは、暖かい人柄を反映した演奏で、日本のクラシック・ファンに圧倒的な人気を博しました。
 この特集では、名盤と呼ばれるディスクはもちろんここと、コンサートのライヴ盤を通して、ワルターの音楽の別の魅力にも触れていただきます。

トッパンホール・トライアングル

毎月最終日曜22:00~24:00 番組を一部ご試聴いただけます
【出演:西巻正史、田中美登里 録音:東京藝術大学大学院音楽音響創造】



トッパンホールトライアングル
番組で収録したライヴ音源を
「e-onkyo music」にて配信中!

 「クラシック界の隠れ家レストラン」として、上質のコンサートと優れた音響で評判のトッパンホール、未来の音楽界を担う新しい人材を育成する東京藝術大学音楽環境創造科とミュージックバードが協力し、トッパンホール主催公演の中からセレクトして収録し、オンエアする産学協同プロジェクトです。

■ピーター・ウィスペルウェイ
×ベンジャミン・ブリテン=∞

1月29日(日)22:00~24:00  
再放送=2月3日(金)・4日(土)16:00~18:00
 1月はチェロの鬼才ピーター・ウィスペルウェイの登場です。2009年に彼がトッパンホールで行ったヒンデミットやリゲティなどの無伴奏作品ばかりを集めたコンサートはこの番組でもご紹介しましたが、魂の炎を燃やし尽くす演奏は今も脳裏に焼き付いています。今回は再び無伴奏で、ブリテンの無伴奏チェロ組曲3曲を取り上げました。ロストロポーヴィチに捧げられたこの作品にウィスペルウェイは特別な思い入れを持ち、演奏を重ねてきました。居合もイメージさせる集中力と自在な感性をもって臨む演奏は、この作品の魅力を無限大に飛翔させます。(2011年11月15日収録)

■未聴のシューベルト~パドモア&フェルナーの三大歌曲集
2月26日(日)18:00~24:00  
再放送=3月3日(土)・9日(金)12:00~18:00
 2月は時間枠を拡大、トッパンホールが2008/9シーズンからリートの復権を目指して打ち出している企画「歌曲の森」の第6篇~第8篇にあたるシューベルト三大歌曲集を、一挙放送します。歌い手は受難曲のエヴァンゲリストやバロック・オペラで定評のあるテノールのマーク・パドモア。その端正で魅力あふれる歌い口は世界的な賞賛を集めています。2008年には「歌曲の森」のトップバッターとして登場、清新な「冬の旅」で聴衆を魅了しました。そのパドモアが、トッパンホールでベートーヴェンのソナタ全曲のツィクルスを大成功させたピアニスト、ティル・フェルナーと手を携えて昨年暮れに再び登場し、シューベルトの三大歌曲集を披露しました。高度な知性と表現技術によって、作品にまとわりつく長年の手垢をすべて洗い流した演奏は、シューベルトの演奏史に語り継がれるべきものです。いまだかつて聴いたことのないシューベルトの美の世界をご堪能ください。(2011年12月2、4、6日収録)

プロデューサーの部屋

毎週土曜18:00~22:00 再放送=翌週日曜1:00~5:00 【出演:平井洋】 
■これまでの放送内容 番組を一部ご試聴いただけます



 毎回、裏方としてクラシック音楽にかかわっているゲストを迎えて、仕事の流儀に迫り、それにまつわる音楽をたっぷりお届けする番組。出演は平井洋(写真上)。

2月4日・11日・18日・25日/関西クラシック事情&
武満徹の「アステリズム」とSONGS
(ゲスト:小味渕彦之(音楽評論家))

 2月は4週にわたり、大阪を拠点に音楽評論、ステージマネージャー、コンサートの企画監修などで活躍する小味渕彦之(こみぶちひろゆき・写真下)さんを迎えます。首都圏に劣らず、大阪圏もオーケストラは百花繚乱。橋下徹氏の大阪市長就任で、激震も予想される昨今の関西クラシック事情をリアルに語ります。また没後15年を経て様々なジャンルの歌手に歌われることの多くなった武満徹の「SONGS」の魅力にも迫ります。

ニューディスク・ナビ

(月~金)18:00~24:00  再放送=(翌週火~土)0:00~6:00 ■メッセージはこちらまで! 
番組を一部ご試聴いただけます





<オーケストラ曲>
 ユロフスキ(指揮)ロンドン・フィルの新作は、オネゲル作品集(1月31日)。爽快な演奏でブルックナーに新風を吹き込むヴェンツァーゴ(指揮)の全集第2弾は、タピエラ・シンフォニエッタを指揮した第0番と第1番(3日)。アバド(指揮)モーツァルト管弦楽団によるモーツァルトの交響曲集(10日)。湯浅卓雄(指揮)藝大フィルハーモニアの橋本國彦作品集は、忘れられた作曲家の再評価を促す1枚(20日)。マーツァル(指揮)チェコ・フィルのブラームスの交響曲全集は、堂々たる正統派(21日)。一方、マッケラス(指揮)エイジ・オヴ・インライトゥンメント管弦楽団の「合唱」交響曲は、ピリオド楽器による清新な演奏(23日)。サラステ(指揮)ロンドン・フィルのシベリウスとルトスワフスキは、中堅から巨匠への階段を示す充実ぶり(24日)。

<協奏曲>
 ヴィエニャフスキ国際コンクールで2位に入賞した、小林美樹のショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番(1月30日)。バレンボイム(ピアノ)とブーレーズ(指揮)シュターツカペレ・ベルリンという豪華メンバーによるリストの協奏曲集(24日)。

<室内楽>
 別府アルゲリッチ音楽祭のチャリティ盤「希望 - 明日へ向かって」(1月30日)は、アルゲリッチと友人たちによる音楽祭のラ(9日)。ドイツの新鋭カルテット、アルテミス四重奏団が10年以上かけて完成したベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集を、3日間にわたって(1月31日~2月2日)。フルート奏者パユの新作はフリードリヒ大王ゆかりの作品を集めた「ザ・フルート・キング」(10日)。ヴィオラ・ダ・ガンバ6人のフレットワークによるゴルトベルク変奏曲(17日)は、見事な編曲と演奏がききもの。アメリカの俊英パシフィカ四重奏団によるショスタコーヴィチ作品集は、シャープでモダンな響き(17日)。

<独奏曲>
 シフ(ピアノ)の新作は「精霊の主題による変奏曲 シューマン・リサイタル」(3日)。辻井伸行の話題盤「カーネギーホール・デビューLIVE」(6日)。先鋭な表現で、日本での連続リサイタルも好評のポール・ルイスによるシューベルトのソナタと即興曲(7日)。バケッティ(ピアノ)によるベネデット・マルチェッロ:ピアノ・ソナタ集は、甘美で瞑想的な響きで酔わせる(24日)。

<オペラ・声楽>
 ダムラウ(ソプラノ)が美しく歌うリスト:歌曲集(2日)。新鋭アラルコン(指揮)のカッペッラ・メディテラネアの新作は、ノアの洪水を描いた、珍しいファルヴェッティのオラトリオ「大洪水」(2日)。クリップス(指揮)ウィーン国立歌劇場による1971年クリスマスの「椿姫」(9日)。女性ハープ・デュオのデュオ・ビリティスのスペインにちなむ作品集は、歌唱も交えた素敵な1枚(16日)。

<ヒストリカル>
 クレンペラー(指揮)ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団による、1956年のモーツァルト演奏会(1日)。NHK交響楽団の創立85周年記念シリーズの第2弾、12組を2週間にわたって。サヴァリッシュ、マタチッチ、シュヒターやケンプ、リヒテルが登場する豪華な内容(6日~17日)。

(出演:山崎浩太郎/コラムはこちら)

★ディスク紹介はこちら

片山杜秀のパンドラの箱

1月27日(金)23:00~24:00  再放送=2月4日(土)5:00~6:00
2月24日(金)23:00~24:00  再放送=3月3日(土)5:00~6:00
■メッセージはこちらまで!  番組を一部ご試聴いただけます

片山杜秀がクラシック界に殴り込み?!


 クラシック界で今、最もとがった書き手と言えば片山杜秀が筆頭に挙がるでしょう。
 「音盤考現学」「音盤博物誌」の2冊で、サントリー学芸賞&吉田秀和賞ダブル受賞、政治、社会、思想、映画、演劇、芸能・・・全方位に伸びる好奇心のアンテナは現代音楽から古典まで逃さず、博覧強記ぶりを発揮して、絶大なる説得力で鋭く時代を見通しています。演劇などで鍛えた独特の語りのファンも多く、ラジオ・レギュラー番組が待望されていました。その片山杜秀による月に一度の音楽時評、本やレコード(CD)、コンサートを始め、映画、演劇、世相、思想、芸能全般、政治までを、音楽を通して語ります。生放送に近いアップ・トゥ・デイトな作りの番組ですので、事前にテーマや曲目は発表いたしません。
 3.11以降、原発事故について様々な角度から語り続けてきた彼が、2012年の最初に開けるパンドラの箱から出てくるのは果たして災いか、はたまた希望か?!

この番組の内容が「片山杜秀の本」を刊行中のアルテスパブリッシングから、
『片山杜秀の本5 線量計と機関銃(仮題)』として4月に刊行される予定です。 
アルテスパブリッシング


THE BANDWAGON

(日)00:00~1:00 番組を一部ご試聴いただけます

1月/陽はまた昇る~希望の歌


 年明けと共にオンエアのバンドワゴン。先ず新年の1曲目にご紹介するのはフィリップ・スパーク(写真右)作曲の「陽はまた昇る」。3月11日の大震災の直後にスパーク氏から安否を問うメールが届き、直ぐ無事を知らせた。そんなメールのやり取りの中で当番組が提案し生まれたこの曲は、作曲者、出版社、著作権協会などが協力し合って、楽譜の販売収益が全て日本赤十字社を通じて義援金となっている。この1年近く世界中で最も演奏されている作品である。方や、ベルギーの人気作曲家であるヤン・ファン・デル・ロースト(写真中・左は筆者)氏にも同じ依頼をし、復興支援曲が完成した。今後、毎週番組のエンディングでご紹介して行く。世界の作曲家や指揮者、演奏家、そして吹奏楽ファンからの、復興への願いを、番組を通じて今も尚発信して行かなくてはならない。再び元気な日本になるために・・・。(音楽ジャーナリスト:西田裕)

スペシャル・セレクション

(土)(日)6:00~12:00

1月29日/小澤征爾、奇蹟のニューヨーク・ライヴ
2月4日・5日・11日/ヘンデル特集~新世紀の演奏を集めて①~③
2月12日・18日・19日/がんばれ!フィラデルフィア管弦楽団①~③
2月25日/がんばれ!仙台フィル
2月26日/舘野泉、南へ