








60~70年代を代表するロック・アーティストの作品を特集でお送りするプログラム。団塊の世代が心ときめかせたロック・スピリッツを堪能してください。
<8月/電子音楽の原点、クラウト・ロック特集>
8月はドイツ生まれのロックを2組、そしてアメリカのグループを御紹介します。ドイツのロックはジャーマン・ロックとかクラウト・ロックと呼ばれていますが、60年代後期から70年代初頭にドイツで生まれたサイケデリックでアヴァンギャルドな精神を持ったプログレッシヴなロックはクラウト・ロックと呼ばれました。それは第2次世界大戦中、イギリス人が敵国のドイツ人をクラウト(=酢漬けキャベツ)と呼んだことに由来しているそうです。でも決して蔑んだ意図はありません。むしろ賞賛の意を込めて使われています。アモン・デュール、カン、ファウスト、アシュ・ラ・テンペル、クラスター、ノイ!等、多くのグループが誕生しました。その中でも世界的な成功を収め影響力を持ったグループが今回ご紹介するタンジェリン・ドリームとクラフトワークです。彼らの電子音楽的アプローチは後のテクノ、アンビエント、ニュー・エイジ等にその影響を見ることが出来るように先見的で先進的だったのです。
アメリカのグループでは、クラフトワークの影響も垣間見える一風変わったロック・バンドのDEVO、アメリカン・プログレ・ハードからポップなハード・ロック・バンドへ転換したジャーニー、そしてそのジャーニーのニール・ショーンが結成前に在籍していたサンタナの3組をご紹介します。いずれも60年代後期~70年代のロックの熱い時代に登場した個性派揃いです。お楽しみに。
8月1日/タンジェリン・ドリーム特集
エドガー・フローゼを中心に1967年にベルリンで結成されたクラウト・ロックの代表的グループ。70年にファーストアルバム『エレクトロニック・メディテーション』をリリース。その後、クラウス・シュルツとコンラッド・シュニッツラーが脱退し、クリストファー・フランケとペーター・バウマンが加入。『アルファ・ケンタウリ』(’71)、『ツァイト』(’72)、『アテム』(’73)を発表し、当時新興レーベルだったヴァージン・レコードに移籍。『フェードラ』(’74)、『ルビコン』(’75)と世界販売網でリリースしヒットを記録しました。76年発表の『Stratosfear(邦題:浪漫)』では音楽的な路線を変更し、後に認知されるようになるタンジェリン・ドリームのスタイルの原型を聴くことが出来ます。77年にはウィリアム・フリードキン監督の映画『恐怖の報酬(Sorcerer)』で初めてサウンド・トラックを手懸け高い評価を得ました。その結果その後は多くのサントラを手懸けることに。メンバー・チェンジを繰り返し、現在はエドガー・フローゼと息子のジェローム・フローゼのふたりで活動しています。
8月 8日/クラフトワーク 特集
8月15日/ディーヴォ 特集
8月22日/ジャーニー 特集
8月29日/サンタナ 特集