2008年9月
Special Works
毎週月曜~木曜20:00~22:00 再放送=毎週土曜16:00~24:00
ジャズ・ギタリストの巨人 ジム・ホールを合計24時間大特集!!
9月1日~ 4日/マッコイ・タイナー特集
9月8日~25日/ジム・ホール特集



話題性の高いミュージシャンにスポットを当てて、特集をお届けするプログラム。
9月1日の週は、「ブルーノート東京」への出演を控えるマッコイ・タイナーを特集。1960年代にジャズ界をリードしたジョン・コルトレーン・カルテットでキャリアをスタートさせ、その後はアフロ・アメリカンとしての出自を強烈に反映させた独自のサウンドを確立して一世を風靡。近年はレギュラー・トリオとビッグ・バンドを両輪とした活動によって、衰えぬ情熱を燃やし続けている。今回の来日公演はニューオリンズ出身の若手トランペッター、クリスチャン・スコットを迎えたトリオ+1で、新鮮なサウンドが期待できる。番組では90年代以降の作品にスポットを当てて、現在のマッコイの音楽性を浮き彫りにしながら、その偉業を振り返る。
9月8日からは3週間にわたり、ジャズ・ギター界の巨匠、ジム・ホールを特集する。1930年アメリカニューヨーク州の音楽一家に生まれた彼は、母親からプレゼントされたことをきっかけにギターを始める。音楽学校でクラシック作曲について学ぶが、ギタリストとしての夢を諦めきれず、55年にチコ・ハミルトン・クインテットに参加、57年に「ジャズ・ギター」で念願のデビューを果たす。その後、エラ・フィッツジェラルドやソニー・ロリンズらと共演、69年の2作目「イン・ベルリン」で独自のスタイルを確立。まるでギターが話しているようなリズム感と繊細なコード・ワークは、パット・メセニーを始めとする数多くのギタリストからリスペクトされ続けている。近年はデュオやコンボで毎年のように来日してくれているホールが11月下旬、クインテット+ストリングスの編成でホール・コンサートを行う。おそらく史上初となるスペシャル・イベントだ。70年代の名盤「アランフェス協奏曲」から33年となる今年、同作の世界を再現するプロジェクトは、特にリアルタイムのファンにとってはたまらないものとなるだろう。番組では50年代のリーダー作から最新作まで、ジャズ・ギター界の重鎮・ジム・ホールの足跡をたどる。進化し続ける彼の魅力を味わってほしい。
Free Music Archive at Sound Café dzumi
(火)22:00~23:00 ★「JAZZ TOKYO」にてレポート掲載中!!


吉祥寺「Sound Café dzumi」での公開録音、泉秀樹さん(写真上)のご案内で、Free Musicを通史的に聴いていくプログラム。
9月は1968年のフランス5月革命後から1969年の音源から、フリー・ジャズと映画、アフリカとヨーロッパのミュージシャン、ジャズとロック、ファンクが渦巻いていく1960年代後半を盛りだくさんにお届けします。
9月2日は、元「JAZZ批評」編集長の岡島豊樹さんをお迎えして、東欧・ロシアの60年代を特集します。
9日は「革命を超えて」(1)として、マルセル・カミュ監督の映画「Un Eté Sauvage」(1970年公開)の映画音楽に使われたマリオン・ブラウンの「Le Temps Fou」(1968年9月録音、写真)ほか、ニューヨークで活動していたジョン・チカイが祖国デンマークに拠点を移し、地元のミュージシャンとともに録音した「Cadentia Nova Danica」(1968年10月録音)など。
16日は「革命を超えて」(2)として、バール・フィリップス初のベース・ソロ「Unaccompanied Barre」(1968年10月録音)と、米欧が融合しワールドミュージック先駆けの大名盤ドン・チェリーの「エターナルリズム」独MPS盤(1968年11月録音)をたっぷり。
23日は「1969年のアメリカ」。ファラオ・サンダース「KARMA」を中心に、チャーリー・ヘイデンの主宰する「Liberation Music Orchestra」など、1969年アメリカの音源を。
30日は「1969年のイギリス」。ジョン・マクローリン登場「Extrapolation」、マイク・ウェストブルック・コンサート・バンドの「Marching Song Vol.2」ほか。独FMP創設。
※放送日が変更となる場合がございます。ご了承下さい。
★「JAZZ TOKYO」にてレポート掲載中!!
Jazz In Applause
(金)22:00~23:00
9月はゲスト月間!
9月 5日/向井滋春(トロンボニスト)
9月12日/田村博(ピアニスト)
9月19日/金丸正城(ヴォーカリスト)
9月26日/柴田浩一(ジャズ・プロデューサー)


スウィング・エイジがジャズ界に残した至宝の数々をご紹介する「Jazz in Applause」。出演は、ジャズ・プロデューサーの小針俊郎とジャズ・シンガーの渡邊美紀(写真上)。
9月はゲスト月間として、個性的なジャズ関係者をお迎えします。
まず、5日は、日本のジャズ・トロンボーンの最高峰・向井滋春さん。同志社大学のビッグ・バンド、コンボでジャズに開眼して以来40年間にわたってトロンボーン界をリードしてきました。自ら「豪放なトロンボーン・サウンドに魅かれる」と言うとおり、甘く滑らかだけではない荒々しい面を追求してきました。スタンダードを集めた最新作を聴きながら、率直な人柄やジャズへの真摯な思いを聞いていきます。
12日は、立て続けにエリントンに挑戦したアルバムを発表したピアニスト田村博さん。歌の伴奏からフリーなアドリブまで幅広い芸域の持ち主。エリントン集では、あえて一般向きではない作品を取り上げて独自の境地を示しました。これらのアルバムと共に、彼のジャズ観を聞いていきます。また、知る人ぞ知る恐竜好きでもある田村さん!そんな素顔にも触れていきます。
19日は、去る7月1日に行われた「STANDARD TIME」公開録音スペシャルライヴに、ピンキー・ウィンターズと共に登場した金丸正城さん(写真下)。日本のヴォーカル界のトップに立つヴェテラン・シンガーです。正確な技巧の裏付けがあって初めて可能なスキャットやフェイクは、文字通り最高峰の貫録があります。5月に名手クリスチャン・ジェイコブと共演した最新作をいち早く紹介して頂きます。
そして26日は、ジャズ・プロデューサー柴田浩一さんをお迎えします。デューク・エリントンの研究家としても有名であり、このたびその研究の集大成ともいうべき書物が発売されることになりました。今回は、4回の来日公演の全てを密着した経験を通して、エリントンの音楽と魅力、そして人間性についても語って頂きます。
24JazzJapan
THE LOOK OF JAZZ
毎週日曜21:00~22:00
9月 7日・14日/海老原淳子
9月21日・28日/スーパージャズストリングス


毎回様々な女性ジャズミュージシャンをゲストに迎え、ジャズの聴き方・愉しみ方など、ジャズを通したライフスタイルを提案していくプログラム。パーソナリティは大西貴文。
9月7日・14日のゲストは、ボーカリスト兼ピアニストの海老原淳子(写真上)。日本を代表する作曲家・ピアニストの宮川泰さんに見出され、プロとして活動を開始。小柄な身体から発するパワフルでパンチの効いた個性的なハスキーヴォイス、そしてジャジーでポップ且つファンキーなピアノプレイには定評があります。今年5月に、1stアルバム「Without You」をリリース、制作に丸3年かけたそのアルバムへの想いを聞いていきます。
そして21日・28日のゲストは、ジャズストリングス・ユニットのスーパージャズストリングス(SJS・写真下)。ジャズプレーヤーとして各方面で活躍する女性4人が集結して、史上初の本格派ジャズストリングスユニットを結成。今年リリースされた1stアルバム「SJS」は、今までにないストリングス主体によるサウンドで、ジャズ界に新風を巻き起こしました。今回はリーダーの平山織絵さんが登場します。お楽しみに!
Live Works
(日)22:00~23:00

首都圏で近年行われた秀逸なライブ演奏を厳選してお送りするプログラム。
THE JAZZチャンネルではおなじみの番組「STANDARD TIME」(毎週月曜22:00)、フランク・シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン会長の三具保夫氏がスタンダード・ナンバーの魅力を紹介しています。9月28日は、去る7月1日にTOKYO FMホールで行われたこの番組の公開録音から、アメリカを代表する女性ヴォーカリスト、ピンキー・ウィンターズ(写真上)のライヴをお送りします。今年はフランク・シナトラ没後10年という節目の年。シナトラを敬愛してやまない彼女が、抜群の歌唱力でお送りするシナトラ・ソングは必聴です!レポートはこちら!
7日は、来日して19年、在日アメリカ人ミュージシャンのリーダー的存在であるマイク・プライスの2001年のクインテットの演奏。
14日は、ノルウェーの新感覚デュオ、ピッキデー(写真中)の来日公演。リリカルな女性ヴォーカルと、エフェクトを駆使したトランペットによる彼らの音楽は、まるで静かな森にコツコツと響く「きつつき=ピッキデー」(ラテン語)ように神秘的。北欧やケルト・トラッド系好きの方は是非!
21日は、「STANDARD TIME」の公開録音にも出演した、日本を代表する実力派男性ボーカリスト、金丸正城(写真下)の2001年のライブ。現在最も注目を集めているジャズ・ピアニストの一人、クリスチャン・ジェイコブをアレンジャー・ピアニストに迎えたコール・ポーター作品集『レッツ・フライ・アウェイ』を10月に発売予定です。
9月7日/マイク・プライス・クインテット(2001年10月31日新宿J)
マイク・プライス(tp)、タッド・カーヴァー(gt)、トム・ピアソン(pf)、高梨道生(b)、セシル・モンロー(ds)
9月14日/ピッキデー(2008年6月21日新宿ピットイン)
ピッキデー(vo)、エイリック・デルスダール(tp、エフェクト)、シグルン・タラ・エヴァラン (vo・リラ・オートハープ)
9月21日/金丸正城(2001年9月2日渋谷Baby Talk)
金丸正城(vo)、伊原康二(org)、田辺允邦(gt)、大角一飛 (b)、八城邦義(ds)、寺島和均(tp)、
高橋厚雄(as)、三木俊雄(ts)、菅野洋(bs)
9月28日/ピンキー・ウィンターズ (2008年7月1日TOKYO FMホール)
ピンキー・ウィンタース(vo)、森田潔(p)、田辺充邦(g)、谷口雅彦(b)、山下暢彦(ds)
※9月7日・21日は、「オープン・セサミ」にて過去に放送したものです。
STANDARD TIME
(月)22:00~23:00
9月 1日/ジョー・ウィリアムズ特集
9月 8日/ジョージ・ガーシュイン特集
9月15日/ジョー・スタッフォード特集
9月22日/サミー・デイヴィス・ジュニア特集
フランク・シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン会長の三具保夫氏がスタンダード・ナンバーの魅力を余すところなく紹介する「STANDARD TIME」。
9月1日の男性ヴォーカル特集は、黒人ジャズ・シンガーの頂点をきわめたジョー・ウィリアムズです。8日、ソングライター特集は、ジョージ・ガーシュインの2回目をお届けします。15日の女性シンガー特集は、去る7月に惜しくも亡くなったジョー・スタッフォードを。22日、ライヴ・レコーディング特集は、世紀のエンターテイナー=サミー・デイヴィス・ジュニアに注目します。お楽しみに!
★7月1日に行われた公開録音から、ピンキー・ウィンターズのライヴを9月28日(日)の「Live Works」(22:00~23:00)にてお送りします!お楽しみに!レポートはこちら!
アスペクト・イン・ジャズ
(水)22:00~23:00

ジャズ評論家、油井正一氏の名調子をかつての放送で偲ぶシリーズ。
9月3日は「マイルス・デイヴィスとジャズ・ジャイアンツ」のパート2。50年代後半から60年代にかけて、後にジャズ・ジャイアンツとなったキャノンボール・アダレイ、ビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーン、ギル・エヴァンス、ウェイン・ショーターとマイルスの共演作を送る。
10日・17日は「マイルス・デイヴィスを中心とした現代ジャズ・シーン」。10日は「ビッチェズ・ブリュー」以降、様々に分岐した現代ジャズ・シーンをハービー・ハンコック、チック・コリア、ジョー・ザビヌル、ウエイン・ショーターらの作品で。17日は70年代のマイルスの作品を送る。
24日は「フレディー・ハバード・ストーリー」のパート2を送る。優れたテクニックと多様な音楽性で、70年代のジャズ・トランペット界をリードしたハバードの60年代に焦点を当てて特集する。
美加のNice'N'Easyタイム
毎週日曜23:00~24:00
9月7日/ポップス・シンガーのジャズソング

「ジャズ・シンガー」が歌う「ジャズ・ソング」と、「ポップス・シンガー」が歌う「ジャズ・ソング」にどんな違いがあるのか?一般的に「ポップス・シンガー」はその曲のメロディーをフェイクせずに歌い、「アレンジ」や「声の個性」または「振り付け」や「バンドの個性」で聞かせることが多いのですが、「ジャズ・シンガー」はその曲を“自分のメロディーとして”フェイクすることが、多いんですね。
つまり、オリジナルのメロディーとは違う独自の旋律をもっていたりします。加えて、スキャットなども加えるとアドリブ的要素も高まり、器楽の演奏と同じようにその「オリジナル・メロディー」に触発された歌唱を行うことになります。もちろん、すべてがそうではないのですが・・・・
今回の特集は「ポップス・シンガーのジャズソング」。選曲の一部をご紹介しますと・・・マイケル・ジャクソンの「オール・ザ・シングス・ユーアー」、マーヴン・ゲイの「ストレイト・アップ・アンド・フライ・ライト」、ケニー・ランキンの「ビコーズ・オブ・ユー」等々・・・。「エッ!?あの人が?」という意外な選曲から定番のナンバーまでを大橋美加の解説で紹介していきます。
逆に言うと・・・「ポップス・シンガー」が歌うジャズの世界は予算がある(!?)のでゴージャスかも!?壮大なストリングスやオーケストラを使った豪華なアレンジも聴くことができるかもしれませんね!そして、実際に「ジャズ・シンガー」の歌う「ジャズ・ソング」とくらべることで「ジャズ・シンガー」の個性もより伝わってくるかもしれません。是非お聞きください。
ターンテーブルの夜
(月~金)23:00~24:00


時がめまぐるしく進む現代、慌ただしく生きる毎日。そんな日々だからこそ輝きを増すアナログの世界・・・・。長い時を隔てたアルバムの味わいを温かなヴォーカルと共に堪能してください。パーソナリティは国立「Café Sings」の店主・武田清一。
9月1日から5日は、先月に引き続き、ライブ・アルバムと懐かしい、古き良き時代のアルバムを一日一枚つづ紹介します。良いシンガーばかりですが、 特にお勧めは、懐かしい歌声とオーケストラが心を優しく包み、お休み前にぴったりの「ジェーン・フローマン」。「ヘレン・フォレスト」はアメリカの古き良き時代を感じさせるアーティ・ショウ楽団の演奏とバンド・シンガーの輝ける星、フォレストの歌が素敵な1枚。「シャーリー・ホーン」は、深みのある声で歌われるバラード、長いキャリアに支えられたピアノ、誰にも真似ることのできない独特の世界があります。楽しんで聴いて下さい。
★武田清一さん店主をつとめる「Cafe Sings」
ミュージックバードの試聴もできます!
東京都国立市東4丁目1-13A・C・Sイーストハイツ
(JR国立駅から大学通り左側を徒歩10分)
営業時間:11:30~16:00、18:00~22:00 定休日:毎週火曜・水曜
THE JAZZ SCENE
(月~金)0:00~2:00、15:00~19:00 (土・日)0:00~2:00、8:00~14:00




あなたのライフスタイルにあわせて、ミュージックバードがセレクトしたとっておきのJAZZナンバーをお届けする2時間プログラム。スタンダードからビッグバンド、ボサノバ、ヨーロピアンジャズまで、シーンにあわせた選曲で、あなたの空間をおしゃれに、軽やかに演出します。その日、その時の気分にぴったりの、お気に入りのナンバーがきっと見つかるはず。JAZZに戯れ、JAZZに癒される・・、贅沢な大人のひと時をお届けします。
<GLORIOUS DAY>
「すばらしい日々」はその時間を過ごしている時よりも過ぎてから感じることが多いのでは?そしてそれを思い出させてくれるのはこんなジャズを聴いたときかも。
<REFRESH>
気分転換に音楽を聴くことはよくあること。サンバの心地よいリズムやボサノバのゆったりしたテンポは私をリフレッシュさせてくれる。そしてスィンギーな4ビートはもっとポジティブに。そしてあの曲は・・・・
<FRAGRANCE>
「風景」が浮かんでくるジャズはたくさんあるけれど、「香り」まで伝えてくれるものは数少ない。ジャズの名盤と言われるものは演奏のクオリティの高さの他にも、そういった<イマジネーション>を私たちに届けてくれるもの。
<DESIRE>
休みの日は気の赴くままに過ごしてみたい。買ったままだったあの本と久しぶりに聴きたいジャズのCDを集めて・・・わたしの小さな欲望を満たしてくれる大切な時間。
<COOL SOUND>
「涼しげ」な音は自分の心を少し落ち着かせてくれるもの。そしてもうひとつの「COOL」の意味は「かっこいい」。そんな音は自分をポジティブにしてくれる。
<ROMANTIC PIANO>
ジャズの魅力のひとつは「ロマンティシズム」。特にピアノ・トリオのフォーマットでは様々なイマジネーションが湧きますね。たまには「ロマンティック」に過ごす夜があってもいいですよね。


