2009年4月
WORLD LIVE SELECTION
(土)22:00~24:00 【出演:山崎浩太郎 音源提供:オーストリア放送協会】
シューベルティアーデ2008
4月4日/ベルチャ四重奏団、イアン・ボストリッジ(T)
4月11日/マーク・パドモア(T)、ティル・フェルナー(P)「美しき水車小屋の娘」
4月18日/クス弦楽四重奏団&ミクロシュ・ペレーニ(Vc)
ウィーン・フィル・ライヴ・シリーズ①
4月25日/ブレンデル(P)最後の演奏会 指揮:マッケラス




「WORLD LIVE SELECTION」では今月から毎月、昨年大好評をいただいた「ウィーン・フィル・ライヴ・シリーズ」が始まります。1回目の4月25日は、昨年12月ウィーン、ムジーフェラインで行われたサー・チャールズ・マッケラス指揮の演奏会、これは77歳になるのを機に昨年末で引退すると発表したピアノの巨匠、アルフレッド・ブレンデルの現役最後の公演でもありました。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンといったドイツ・オーストリア音楽の王道を知的な解釈で演奏し続けてきたブレンデル、60年以上にわたる活動に終止符を打つことは、長年の音楽ファンにとっては感慨深いものがあるでしょう。ウィーン・フィルとの共演でモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」を演奏し、その花道としました。他にモーツァルトの交響曲第40番と、シューベルトの交響曲第4番「悲劇的」。
最初の3週はオーストリアの人気音楽祭「シューベルティアーデ2008」から3つのコンサートを。まず4日は若手カルテットのトップに位置するベルチャ四重奏団の演奏会です。ベルチャ四重奏団は1994年ロンドン王立音楽院在学中の4人によって結成、99年大阪国際室内楽コンクールなどで優勝して一気に国際舞台に躍り出た気鋭のグループです。大胆さと繊細さを併せ持つ演奏は古典と現代曲の両方で高い評価を受けています。ここではシューベルトの「ロザムンデ」とベートーヴェンの第14番という名曲の間に、ピアノと弦がテノールにからむブリテンの詩情あふれる作品「ウェンロック・エッジ」をイアン・ボストリッジとの共演で演奏します。美しい英語、イギリス人同士の共感に心打たれる演奏です。
11日はテノールのマーク・パドモアによるシューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」。バッハの受難曲でのエヴァンゲリストとしての評価の高いパドモアによるリートの世界をご堪能ください。しかもピアノは大躍進中の若手、ティル・フェルナーとくれば、これを聴き逃す手はありません。
4月18日は、オーストリアの人気音楽祭「シューベルティアーデ2008」から、1991年にベルリンで結成されたカルテット、クス弦楽四重奏団が登場します。伝統にとらわれない、新しい弦楽四重奏団の聴衆を拡げるため、いろいろなアイディアを演奏活動に取り入れており、レパートリーもルネッサンス音楽から現代までにおよんでいます。プログラムはハイドンの第81番、ドヴォルジャークの「糸杉」の抜粋をはさんで、シューベルトの大曲、弦楽五重奏曲。共演は“魂のチェリスト”というべきミクロシュ・ペレーニです。「シューベルティアーデ2008」で現代の様々なシューベルト像を発見してください。
トッパンホール・トライアングル
【出演:西巻正史、田中美登里 録音:東京藝術大学 音楽音響創造亀川チーム】


クオリティの高いコンサートと優れた音響で評判のトッパンホール、東京藝術大学音楽環境創造科とミュージックバードが協力し、トッパンホール主催公演の中から若手アーティストを中心にセレクトして収録し、オンエアする産学協同プロジェクトが「トッパンホール・トライアングル」です。
このプロジェクトは、トッパンホール企画制作部長の西巻正史氏が芸大で、アートマネージメントについて講義を行っている中で、学生に現場での実践の機会を作ろうと考えたことをきっかけに始まったもので、学生たちは元NHKチーフ・エンジニアの亀川徹准教授の指導を受けて収録に当り、ミュージックバードはこれをレギュラー番組として放送します。現場の人材を育成するとともに、若手アーティストにはより広い認知の機会を、リスナーには上質なライヴの感動をお届けしようという欲張りなプロジェクトです。
◆ウィーンのDNA~ティル・フェルナー/
ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会1
4月26日(日)22:00~24:00
再放送=5月2日(土)16:00~18:00
今月からいよいよ、待望の<ティル・フェルナー ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会>シリーズの放送が始まります。ウィーンが生んだ若き巨匠が、ウィーン、パリ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の世界5都市で繰り広げる1大プロジェクトとあって、1回目の演奏会が行われた12月23日のトッパンホールは熱気に溢れました。初回のプログラムは第16番、17番「テンペスト」、第18番、第28番。音楽への真摯な取り組みと同時に、遊び心と躍動感溢れる演奏を聴いて、田中は思わず「ベートーヴェン、笑う!」というフレーズを思い浮かべました。2010年秋までの2年がかりのプロジェクトで、新しいベートーヴェン像を作り上げてくれることでしょう。2月14日に行われたティル・フェルナーの2回目の演奏会は6月放送予定、以後順次放送してまいります。次回の演奏会は5月16日、「ハンマークラヴィーア」ほかです。
また「WORLD LIVE SELECTION」ではティル・フェルナーの師匠であるアルフレッド・ブレンデルの引退公演のライヴもご紹介します。ウィーンの音楽のDNAがどのように受け継がれていくのか、あなたの耳でお確かめください。
ウィークエンド・スペシャル
(日)18:00~24:00 (土)12:00~18:00
4月5日・12日・19日(再放送=4月11日・18日・25日)/来日ピアニスト特集



今年のクラシック界は、ピアニストの来日ラッシュ!4月からの3ヶ月だけでも、マルタ・アルゲリッチ、ヴァレリー・アファナシェフ、クリスティアン・ツィメルマン、マウリツィオ・ポリーニ、マリア・ジョアン・ピリス、エフゲニー・キーシンなどの巨匠やヴェテラン、そして若手もマルティン・シュタットフェルト、ピョートル・アンデルジェフスキ、デヤン・ラツィック、ジョナサン・ビス、ティル・フェルナーなど百花繚乱。ウィークエンド・スペシャルでは若き巨匠キーシン、現代の巨匠ポリーニ、そして若手のニュースターにスポットを当て特集します。演奏スタイルだけでなく、レパートリーやプログラミングの上でも今ピアノ界に起こりつつある変化を感じてください。
4月26日・5月2日/ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009開催直前!ナントのお土産ライヴCD大公開!!
世界最大級のクラシック音楽祭として、ゴールデンウィークの都心をにぎわす「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭」が今年も5月3日から5日まで東京国際フォーラムで(丸の内・周辺エリアは4月28日~5月5日)開催されます。東京の真ん中に音楽の島が出現します。5年目となる今年のテーマは「バッハとヨーロッパ」。バッハの傑作を網羅するほか、バッハが影響を受けた同時代の作曲家の作品や、後の作曲家による編曲作品、ワールドミュージックやジャズミュージシャンによる演奏など、様々な観点からバッハが現代によみがえります。音楽祭発祥の地、フランスのナントでは一足早く、1月末から2月の初めに「シュッツからバッハへ」というテーマで開催されました。ナントでは、行われたばかりのコンサートをお土産用のCDRにして販売する、というサービスも行われました。日本での開催を目前に控え、合計8時間にわたって、ナントのお土産ライヴCDを大公開!ボリス・ベレゾフスキー、アンヌ・ケフェレック、ジャン・ジャック・カントロフ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア、リチェルカール・コンソートなど日本版にも出演するアーティストのライヴで前夜祭気分を味わってください。
宮本文昭のNEXTAGE
(日)16:00~18:00 再放送=(月)0:00~2:00
4月12日/作曲家、渡辺俊幸を迎えて
4月19日/ヴァイオリニスト、黒沼ユリ子を迎えて


世界的なオーボエ奏者でありながら、その絶頂期に演奏者としての活動にピリオドを打った宮本文昭のラジオ・パーソナリティ番組。指揮に講演にと新たな活動の場を広げつつある宮本文昭が一人語りもインタビューも、ますます磨きをかけてお送りしています。
3年目に入る今月は2人のゲストをお迎えします。4月12日は作曲家の渡辺俊幸さん。NHK大河ドラマ「利家とまつ」や「毛利元就」の音楽を担当、また、さだまさしの音楽プロデューサー及びアレンジャーとしても知られる渡辺さんは、昨年音楽家生活35周年を迎えました。サントリーホールで開かれた記念のコンサートのCDなどを聴きながら、音楽への想いを語ります。
4月19日のゲストはメキシコ在住のヴァイオリニストの黒沼ユリ子さん。今年5月、日本メキシコ友好400年を記念して行われる「メキシコ音楽祭2009」に出演します。演奏活動のみならず、教育や文化交流にも力を注ぐ黒沼さんの音楽への情熱を伺います。
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ニューディスク・ナビ
(月~金)18:00~24:00 再放送=(翌週火~土)0:00~6:00 ★ディスク紹介はこちら
●4月第1週
3月30日:まず野平一郎によるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集第1巻。続いて大井浩明(フォルテピアノ)によるベートーヴェンの交響曲第1番と第2番のリスト編曲のピアノ独奏版。若杉弘(指揮)東京都交響楽団による武満徹の作品集。鮫島有美子(ソプラノ)による「日本のうた」。小松一彦(指揮)大阪市音楽団による「寓話の交響曲」。ハンドベルアンサンブル東京の「ハンドベル・ヴィルトゥオーソ」から。
3月31日:フランスの新鋭ブランギエ(指揮)ブルターニュ管弦楽団によるダンディの珍しい作品集。マルティン・フレスト(クラリネット)とオッコ・カム(指揮)エーテボリ交響楽団によるクルーセルの協奏曲集。サカリ・オラモ(指揮)フィンランド放送交響楽団によるコッコネンの交響曲集。ウィーン・ピアノ五重奏団によるノヴァコフスキのピアノ五重奏曲ほか。フィリップ・ジュジアーノ(ピアノ)によるショパンの練習曲集と前奏曲集など。
4月1日:ヒストリカル特集で、まずフリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団によるチャイコフスキーの「1812年」他の一枚と、ワルツ名演集を、SHM-XRCDによる再発で。続いてフランツ・コンヴィチュニー(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が1961年に来日した際の「第九」。アンドレ・クリュイタンス(指揮)ケルン放送交響楽団によるドイツ語版の「カルメン」全曲など。
4月2日:クレマンシック・コンソートによるオリジナル版「カルミナ・ブラーナ」。ダニエル・ハーディング(指揮)とロンドン交響楽団とイアン・ボストリッジ(テノール)などによるブリテンの歌劇「ビリー・バッド」。続いて、ポール・メイエ(クラリネット)とエリック・ル・サージュ(ピアノ)による「クラリネット・コンコルディア」より。バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)の「バーバラ・シングス・ブルース」。
4月3日:フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)とフィリップ・ジョルダン(指揮)、ラジオ・フランス管弦楽団によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ほか。クラウス・テンシュテット(指揮)シュトゥットガルト放送交響楽団によるブラームスの交響曲第1番とマルティヌーの交響曲第4番。ヨナス・アルバー(指揮)ブラウンシュヴァイク州立管弦楽団による「英雄の生涯」と「死と変容」。オスモ・ヴァンスカ(指揮)ロンドン・フィルによるラフマニノフの交響曲第3番ほか。ワジム・グルズマン(ヴァイオリン)による「ファイアワークス」。
●第2週
4月6日:千住真理子(ヴァイオリン)とN響のメンバーによるアンサンブルによるヴィヴァルディの「四季」ほか。金子陽子(フォルテピアノ)によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。スクロヴァチェフスキ(指揮)読売日本交響楽団による「ツァラトゥストラはかく語りき」とショスタコーヴィチの交響曲第1番。幸田浩子(ソプラノ)の「カリヨン」。シリンクスフルートアンサンブルの「リリカル・ランドスケープ」など。
4月7日:ベルリン古楽アカデミーによるプラッティの協奏曲集。オリヴァー・シュニーダー(ピアノ)とカメラータ・ベルンによる2枚組「モーツァルト・コントラスト」。クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)ノールランド歌劇場交響楽団によるストラヴィンスキーと、アッテルベリのチェロ協奏曲(トルルス・モルク独奏)ほか。
4月8日:まずパウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)の1961年の日本録音。続いて、アムステルダムのロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の1980年から90年のライヴ録音を集めた14枚組から、ジュリーニ、コンドラシン、ヨッフム、ハイティンクなどの指揮による4枚。
4月9日:ギドン・クレーメル(ヴァイオリン&指揮)ウィーン交響楽団によるバッハの協奏曲集。続いて、ヘルムート・リリング(指揮)によるハイドンのミサ2曲。クリストフ・プレガルディエン(T)によるマーラーの歌曲集。ロベルト・ホル(バス)によるショスタコーヴィチの歌曲集。ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)によるノイコムのレクイエムほか。ユゲット・ドレフュス(チェンバロ)によるバッハの作品集。
4月10日:ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の1980年から90年のライヴ録音を集めた14枚組から、ザンデルリンク、コリン・デイヴィス、ヤルヴィ、ドラティなどの指揮による3枚。シュタットフェルト(ピアノ)によるバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻など。
●第3週
4月13日:清水和音(ピアノ)による「マイ・フェイヴァリッツ」と「マイ・フェイヴァリット・ショパン」。伊藤恵(ピアノ)と大植英次(指揮)大阪フィルによる「朝比奈隆 生誕100年記念ライヴ」。朝比奈隆(指揮)大阪フィルによる東京カテドラルでのブルックナー:交響曲第7番のXRCDでの再発盤。中丸知美(ソプラノ)の「私の涙」。秋川雅史(テノール)の「ねがい」ほか。
4月14日:ヘルベルト・シュフ(ピアノ)によるシューマンのクライスレリアーナとラヴェルの「鏡」。グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)によるハイドンの協奏曲ほか。ホセ・セレブリエール(指揮)ロイヤル・スコッティッシュ・ナショナル管弦楽団によるグラズノフの交響曲第6番ほか。イド・バル=シャイ(ピアノ)によるショパンのマズルカ集。イルジー・ハヴリーク(ホルン)による「コンポジションズ」。
4月15日:まず、ヴァレリー・アファナシエフの弾くブラームスの6つのピアノ小品作品118。ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の1980年から90年のライヴ録音を集めた14枚組から、ドラティ、バーンスタイン、コリン・デイヴィス、ドホナーニなどの指揮による4枚。
4月16日:有田正広とボッケリーニ・クァルテットによるモーツァルトのフルート四重奏曲全集。ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の1980年から90年のライヴ録音を集めた14枚組から、シャイー、アーノンクール、サヴァリッシュ、デュトワなどの指揮による3枚。マリオ・ブルネロ(Vc)ラルテ・デラルコによるヴィヴァルディのチェロ協奏曲集。
4月17日:マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)によるショパンのピアノ・ソナタ第2番と第3番ほか。アマンディ-ヌ・ベイエ(バロック・ヴァイオリン、指揮)グリ・インコグニティによるヴィヴァルディの「四季」ほか。ニコライ・スナイダー(ヴァイオリン)とワレリー・ゲルギエフ(指揮)ウィーン・フィルによるブラームスとコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。ベルナルト・ハイティンク(指揮)シュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナーの交響曲第8番とモーツァルトの「プラハ」など。
●第4週
4月20日:小林道夫(指揮&チェンバロ)松本バッハ祝祭アンサンブルによるバッハの管弦楽組曲集。トウキョウ・ウィンズの「ノヴェレッテ~木管五重奏曲集」。佐藤美枝子(ソプラノ)による「チャイコフスキー歌曲集Ⅱ」。板倉均と仲間たちによる「いい日旅立ち」。大萩康司(ギター)の「風の道」など。
4月21日:セルゲイ・エデルマン(ピアノ)によるバッハのピアノ曲集。エルダー・ネボルシン(ピアノ)とヴァシリー・ペトレンコ(指揮)ロイヤル・リヴァプール・フィルによるリストの協奏曲集とチャイコフスキーのマンフレッド交響曲。ラデク・バボラークとチェコ・ホルン・コーラスによる「ブルックナー・イン・カテドラル」。イ・ソリスティ・ディ・ペルージャのメンバーによるヴィオッティの協奏的四重奏曲集など。
4月22日:コロムビアのHQCDを集めて、ケンペ(指揮)シュターツカペレ・ドレスデンの「ウィンナ・ワルツ・コンサート」。ノイマン(指揮)チェコ・フィルによる「新世界より」。ブロムシュテット(指揮)シュターツカペレ・ドレスデンによる「ロマンティック」と「ツァラトゥストラはかく語りき」ほか。インバルの指揮で、フランクフルト放送交響楽団とのマーラーの第5番、フランス国立管弦楽団との「展覧会の絵」ほか。
4月23日:テオドール・クルレンツィス(指揮)アンサンブル・ムジカエテルナほかによる「ダイドーとアエーネアス」。クリスティナ・プルハール(指揮)ラルペッジャータによる「テアトロ・ダモーレ」。ミンコフスキ(指揮)レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルによるバッハのミサ曲 ロ短調。ハンス・イェルク・マンメル(テノール)とアルテュール・スホーンデルヴルト(フォルテピアノ)によるメンデルスゾーンの歌曲集。スウィトナー(指揮)シュターツカペレ・ベルリンによるベートーヴェンの「田園」ほか。
4月24日:オリヴァー・シュニーダー(ピアノ)によるショパンの作品集。ユリア・フィッシャーとアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによるバッハのヴァイオリン協奏曲集。ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)ロイヤル・リヴァプール・フィルによるチャイコフスキーのバレエ音楽抜粋とショスタコーヴィチの「1905年」。ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)による「ペトルーシュカ」ほか。ストコフスキー(指揮)RCAビクター交響楽団による「ラプソディーズ」をSHM-XRCDによる再発で。
(出演:山崎浩太郎/コラムはこちら)
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オーディオ・ファイル~ザ・ベスト・ディスク
(日)12:00~16:00 再放送=翌週(土)18:00~22:00
4月5日・12日/声楽曲の優秀録音(1)(2)
4月19日/大オーケストラの優秀録音
4月26日/ピアノ優秀録音

季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」協力による優秀録音特集番組。170号の連載「SS MUSIC REVIEW & ESSAY New Discs」に取り上げられたクラシックのディスクを4月~6月にかけてすべてご紹介します。今回の選者はオーディオ評論家の菅野沖彦、柳沢功力、音楽評論家の東条碩夫、音楽ジャーナリストの宮下博の4氏。
4月5日は「声楽曲の優秀録音(1)」と題して、グスタフ・レオンハルト総指揮ラ・プティット・バンド&男声合唱団によるバッハのマタイ受難曲をお送りします。今年のイースター(復活祭)は4月12日、聖週間に聴くマタイです。12日は「声楽曲の優秀録音(2)」と題して、アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるハイドンのオラトリオ「四季」とカウンター・テナーのダニエル・テイラーによるアルバム「ヴォイス・オブ・バッハ」。19日は「大オーケストラの優秀録音」と題してファビオ・ルイジ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるR・シュトラウスの「アルプス交響曲」、コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団によるシベリウスの交響曲第1番と第4番、26日は「ピアノ優秀録音」と題してアンドラーシュ・シフによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第27番、第28番、第29番「ハンマークラヴィーア」、アリス=沙良・オットによるリストの超絶技巧練習曲、ラン・ランとズービン・メータ指揮ウィーン・フィルによるショパンのピアノ協奏曲第1番と第2番をお届けします。
解説は選者の一人である菅野沖彦氏。
THE BANDWAGON
(日)1:00~2:00
4月/アメリカの吹奏楽団によるロシア作品集

アメリカ吹奏楽界に君臨する名バンドは、何といっても、先頃オバマ大統領の就任式でも演奏を担当したアメリカ海兵隊バンドの他に、空軍バンド、陸軍バンド、海軍バンド、そして沿岸警備隊バンドである。沿岸警備隊バンドはその中にあって、比較的小編成の吹奏楽団だが、演奏のレヴェルは非常に高い。演奏会ではスラトキンなどもゲスト・コンダクターを務めている。常任指揮者はケニス・ミーガン氏(写真右・左は筆者)。初めて彼に会ったのは昨年の12月の日本公演の時だったが、開口一番、「『ザ・バンドワゴン』のことは以前から知っている。私も吹奏楽のラジオ番組をやっていたことがあるんだ。会いたかった。」と話してくれた。現在は指揮者だが、団員に評判を聞いても極めて人望が厚い。音楽作りも丁寧で、彼らの演奏には高い芸術性を見ることが出来る。
12日のオンエアでは、彼が率いる沿岸警備隊バンドの演奏によるロシアの作品集をご紹介する。言わずもがな、アメリカの軍楽隊がかつての冷戦の相手国ロシアの音楽を特集するなどと言うことは非常に珍しい。哀愁に満ちたロシアの代表的な吹奏楽作品「スラヴ娘との別れ」をはじめ、ショスタコーヴィッチやチャイコフスキーの作品も味わいが感じられる快演だ。
(音楽ジャーナリスト 西田裕)

