TOKYO FM コミュニケーションズグループ

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2007年4月

EURO LIVE SELECTION

(水~日)22:00~24:00 

週5便ヨーロッパ直行便就航!メータ、ラトル、大野、ハーディング、ゲルギエフ、マズア、サイ、エマール、ユンディ・リ、紗矢香





3月30日(金)/庄司紗矢香&セミヨン・ビシュコフ指揮WDR放送交響楽団、ケルン
3月31日(土)/セミヨン・ビシュコフ指揮WDR放送交響楽団、ケルンの「復活」
4月 1日(日)/ズービン・メータ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のブル8
4月 4日(水)/ファジル・サイ・ピアノ・リサイタル/「展覧会の絵」
4月 5日(木)/ジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団のマーラー4番
4月 6日(金)/サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルの「ヨハネ受難曲」/聖金曜日に
4月 7日(土)/ヴラディーミル・ユーロフスキ指揮ドレスデン・シュターツカペレ「妖精の口づけ」
4月 8日(日)/サラ・チャン、クルト・マズア指揮ゲヴァントハウス管弦楽団の「悲愴」
4月11日(水)/ピーター・ウィスペルウェイ・チェロ・リサイタル
4月12日(木)/マンフレート・ホーネック指揮スウェーデン放送交響楽団の「画家マティス」
4月13日(金)/大野和士指揮スウェーデン放送交響楽団のレーガー
4月14日(金)/レイフ・セーゲルスタム指揮スウェーデン放送交響楽団のシベリウス4番
4月15日(日)/ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団のブル5
4月18日(水)/ピエール=ロラン・エマール・ピアノ・リサイタル/練習曲尽くし!
4月19日(木)/ミッコ・フランク指揮フランス国立放送フィルの「イベリア」
4月20日(金)/ヴラディーミル・フェドセーエフ指揮フランス国立放送の「イワン雷帝」
4月21日(土)/大野和士指揮フランス国立放送フィルの「子供と魔法」
4月22日(日)/フィリップ・ジョルダン指揮フランス国立放送フィルの「わが祖国」
4月25日(水)/ユンディ・リ・ピアノ・リサイタル/リスト・ソナタ
4月26日(木)/マレク・ヤノフスキ指揮モンテ・カルロ・フィルのモーツァルト
4月27日(金)/マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団の「ワルキューレ」第1幕
4月28日(土)/マレク・ヤノフスキ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の「ロマンティック」
4月29日(日)/ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管の「ファルスタッフ」

ヨーロッパ放送連合(EBU)加盟各局の音源提供でお送りする番組。3月までは毎週金曜と土曜の週2回お楽しみいただいた当番組も、4月からはご好評にお応えして、毎週水曜から日曜日まで週5回お送りいたします。水曜日はさまざまなリサイタルを、木曜日以降はオーケストラ演奏会を中心にお送りしていく予定です。
まず3月おしまいの2回は、ビシュコフ指揮のWDR放送交響楽団による、本拠地ケルンでの演奏会。30日(金)はグラズノフのヴァイオリン協奏曲(独奏は庄司紗矢香)、チャイコフスキーの交響曲第5番など。31日(土)はマーラーの交響曲第2番「復活」。ビシュコフならではのこってりしたマーラーを楽しめそうです。
月が変わって4月1日(日)は、メータ指揮のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のブルックナーの交響曲第8番。メータとコンセルトヘボウという珍しい組合せは、どんな響きになるでしょうか。
4日(水)は、ピアノの才人ファジル・サイのリサイタル。ガーシュウィンとムソルグスキーの「展覧会の絵」などサイお得意の曲が並び、アンコールも盛りだくさんです。
続く4日間はドイツ各地のオーケストラをお楽しみいただこうという趣向で、5日(木)はジョナサン・ノット指揮のバンベルク交響楽団による、ブラームスのピアノ協奏曲第1番(独奏オピッツ)とマーラーの交響曲第4番など。6日(金)はキリスト受難の日である聖金曜日にあたりますので、ラトル指揮のベルリン・フィルによるJ・S・バッハのヨハネ受難曲をお送りします。7日(土)はユーロフスキ指揮のドレスデン・シュターツカペレの演奏会で、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番(独奏レーピン)とストラヴィンスキーのバレエ音楽「妖精の口づけ」など。8日(日)はマズアが古巣のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮して、ブラームスのヴァイオリン協奏曲(独奏サラ・チャン)とチャイコフスキーの「悲愴」をお聴きいただきます。
11日(水)は、ウィスペルウェイのチェロ・リサイタル。名コンビのラツィックとの共演で、ドビュッシー、フランクのソナタなどを演奏します。
続く4日間はスウェーデン放送交響楽団を特集します。12日(木)の指揮者は現在このオーケストラの音楽監督を務めるホーネックで、ヒンデミットの交響曲「画家マティス」など。13日(金)は大野和士が登場して、バルトークのヴィオラ協奏曲(独奏カシュカシアン)とレーガーの「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」などを指揮します。14日(土)は巨漢セーゲルスタムの指揮で、曲目はシベリウスの交響曲第4番など。15日(日)はこのオーケストラの次期音楽監督就任が決定しているハーディングが登場して、ブルックナーの交響曲第5番などを指揮します。
18日(水)は、ピエール=ロラン・エマールのピアノ・リサイタル。シューマンの交響的練習曲とリゲティの練習曲集を中心に、さまざまな作曲家の練習曲ばかりを集めた意欲的なプログラムです。
続く4日間はフランス国立放送フィルの特集。19日(木)はミッコ・フランクが指揮し、サン=サーンスピアノ協奏曲5番「エジプト風」(独奏チッコリーニ)のほか、ラヴェルとドビュッシーの作品を演奏します。20日(金)はフェドセーエフが母国ロシアの作品から、カリンニコフの交響曲第1番とプロコフィエフの「イワン雷帝」を指揮します。21日(土)は大野和士の指揮で、ラヴェルの歌劇「子供と魔法」、9人のフランス人が共作した「ジャンヌの扇」など。22日(日)はフィリップ・ジョルダンの指揮で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(独奏ギー)とスメタナの「わが祖国」全曲が演奏されます。
25日(水)は、ユンディ・リのピアノ・サイのリサイタル。シューマンの「謝肉祭」、リストのロ短調ソナタなどを弾いています。
続く3日間は指揮者ヤノフスキの特集で、各地のオーケストラとの共演をお聴きいただきます。26日(木)は2005年まで音楽監督を務めたモンテカルロ・フィルの演奏会で「フルートとハープのための協奏曲」などのモーツァルト・プログラム。27日(金)は現在芸術監督を務めるベルリン放送交響楽団との共演で、R・シュトラウスの「死と変容」とワーグナーの「ワルキューレ」第1幕ほか。28日(土)は同じく芸術監督を務めるスイス・ロマンド管弦楽団の演奏会で、ブルックナーの「ロマンティック」など。
29日(日)は、ゲルギエフが手兵マリインスキー劇場のアンサンブルを指揮してストックホルムで上演した、ヴェルディの歌劇「ファルスタッフ」をお聴きいただきます。
【音源提供:EBU加盟各局】

メトロポリタン・オペラ・ライヴ

(土)12:00~17:00 

3月31日/ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」(3月3日上演)
4月 7日/ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(3月10日上演)
4月14日/グノー「ファウスト」(3月17日上演)
4月21日/ロッシーニ「セヴィリャの理髪師」(3月24日上演)
4月28日/プッチーニ「トゥーランドット」(4月14日上演)





ニューヨークの名門歌劇場、メトロポリタン・オペラの最新上演の模様を直送音源でお届けしているプログラムも、いよいよ最終ステージに入りました。今回は今年3~4月の舞台からいち早くお聴きいただきます。

●「シモン・ボッカネグラ」
14世紀ジェノヴァを舞台に、激しい政争の中で暗殺された総督シモンと、その娘アメーリアの苦悩。ベテランのトマス・ハンプソンと人気のアンジェラ・ゲオルギューの出演が魅力で、しかもアメーリアの恋人ガブリエーレにマルチェロ・ジョルダーニ、シモンの政敵フィエスコにフェルッチョ・フルラネット、指揮にファビオ・ルイジ(今秋よりドレスデン州立歌劇場音楽総監督)という豪華な顔ぶれ。
●「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
MET音楽監督ジェイムズ・レヴァインが極め付きのワーグナーを指揮します。靴屋の親方ザックスという役柄は世界のワーグナー歌手にとってのステイタスの一つですが、METではこの30年間というもの、ジェイムズ・モリスの独壇場です。声は峠を越しましたが、今回も味で聴かせるでしょう。その他、新時代の芸術の担い手たる騎士ワルターにヨハン・ボータ(METでは4年ぶり)、その恋人エーファに中国人ヘイ=キョン・ホン(MET初役)、その父である親方ポーグナーにマリインスキー劇場出身のエウゲニ・ニキーチン(同)という配役も注目されます。
●「ファウスト」
最近新制作されたプロダクションですが、今回は哲学者ファウストにラモン・ヴァルガス、その恋人マルグリットにルース・アン・スウェンソン。そして悪魔メフィストフェレスには、マリインスキー劇場出身の伊達男、イルダール・アブドラザコフが登場するのも聴きどころでしょう。指揮はマウリツィオ・ベニーニ。
●「セヴィリャの理髪師」
聴きどころは、一にも二にも、アルマヴィーヴァ伯爵を歌うファン・ディエゴ・フローレスでしょう。今や世界一のレジェロ・テノールとして自他ともに許す存在。昨年のボローニャ歌劇場来日公演で「ハイ・C」十数連発という超人的離れ業を聴かせ、観客を熱狂に巻き込んだ人です。ラストシーンで、恋人ロジーナ(ジョイス・ディドナート)と結ばれた喜びを歌う長大なソロは最大の聴きもの。なおフィガロはペーター・マッテイ、指揮はベニーニ。ロッシーニ独特の軽快な歌にあふれた楽しい名作です。
●「トゥーランドット」
プッチーニ未完の超大作。北京の宮廷を舞台に、冷酷な美姫トゥーランドット(アンドレア・グルーバー)を見初めた異国の王子カラフ(リチャード・マージソン)の大胆な挑戦。彼に秘かな想いを寄せる奴隷少女リュー(ヘイ=キョン・ホン)の哀しいひたむきな愛が絡みます。指揮はリチャード・アームストロング。名匠フランコ・ゼッフィレッリによる空前の壮麗な演出と舞台装置がラジオでは見られないのが残念ですが、「20世紀最後の名作オペラ」と呼ばれるにふさわしく、中国趣味を生かしたプッチーニの美しく豪華絢爛な音楽は聴き手を飽きさせません。
11作品をお届けした今シーズンの「メトロポリタン・オペラ・ライヴ」のシリーズは、これでひとまず千秋楽です。
(番組案内:東条碩夫)

【新番組】宮本文昭のNEXTAGE

4月1日スタート (日)16:00~18:00

宮本文昭の「ハジメノイーッポ!」


団塊の世代のトップランナー、世界的オーボエ奏者の宮本文昭が演奏活動にピリオドを打ち、新たに飛び立つ新世界。それが「NEXTAGE」。いよいよ4月1日スタートです。
音楽界にかぎらず幅広い世界からゲストを招いてお届けする、音楽&トーク・セッション・プログラム。4月1日&8日は生放送でお送りします。オーボエを置いた宮本文昭の第一声、まさに今の心境を語ります。

≪番組開始に寄せて≫
あらゆる生き物が新しく生まれ変わる、春。宮本文昭は、3月31日のコンサートをもってオーボエを離れ、一人の「音楽家」として歩みだします。自ら決めたこの節目には、卒業と入学のこの季節がこよなくふさわしく思えます。
これから僕は、いろいろな人に会ってみたい、いろいろなことについて感じ、考え、それを語ってみたい。そして大好きな音楽を思いっきり楽しみたい。そう思ってミュージックバードという音楽専門の衛星放送局で、番組を始めることにしました。
タイトルは「宮本文昭のNEXTAGE」。
ここが僕自身のネクスト・ステージであり、音楽や人生の後輩たちネクスト・エイジへのメッセージ発信の場になることを願っています。僕は今、新しい春に歩みを始める幼子のように、新鮮な驚き、感動に出会えることを楽しみにしています。 (宮本楓峯昭)

新譜紹介

(月~金)20:00~24:00 4月2日より:18:00~22:00
再放送=次々週 24:00~

アムステルダム上演ライヴ「指環」が「ラインの黄金」「神々の黄昏」で完結
ブラウティハム、ルイサダ、ルイスらが新時代スタイルのベートーヴェンを録音
マルテの改訂・補訂・指揮による怪演ブルックナー
フィッシャー=ディースカウ全盛期の東京ライヴ登場




■今月の推薦盤
●交響曲部門:オーストリアの指揮者ペーター・ヤン・マルテによるブルックナー「第9交響曲」(プレイザー盤、28日放送)。超遅テンポの怪演ですが、内声部の動きの魅力を味わわせてくれます。しかもマルテ独自の解釈で構築した第4楽章が、ややゲテモノ的な色合いながらも、これまでの「学究的完成版」に比べ不思議にブルックナーっぽい雰囲気を感じさせるのが何とも面白いです。
●声楽曲部門:大歌手フィッシャー=ディースカウ全盛期の1974年に東京で行なった「シューマン歌曲の夕べ」が、エフエム東京の放送音源をもとに、ついにCD化されました。私が当時の録音制作担当者だったので少々手前味噌になりますが、声の張り、超劇的な表現など、本当に圧倒的な歌唱です(TDK盤、13日)。もう1枚は、フランスの若手カウンター・テナー、フィリップ・ジャルスキーの「HEROES」で、ヴィヴァルディのオペラのアリアがこんなにも面白く、刺激的だったということを改めて教えてくれます(ヴァージン盤、5日)。

■魅力の注目盤
●管弦楽:一聴に値する演奏が目白押しです。マルテ指揮ブルックナーは「第3交響曲」もあり、もちろん超遅ですが、こちらは恐るべき改訂を施した文字通りの怪演(29日)。いっぽう若手では、26歳のベネズエラ出身グスターヴォ・ドゥダメルが自国のユース・オケを振ってベートーヴェンの「5番・7番」でデビュー。凄まじく勢いのいい演奏で、ナマで聴けばさらに面白い指揮者なのだろうと思います(11日)。
その他、ジョン・ネルソンがパリのオケを指揮した、少し洒落た雰囲気のベートーヴェン交響曲全集(3月26、27日)。ビシュコフ指揮ショスタコーヴィチ「4番」(29日)とラザレフ指揮読売日響のチャイコフスキー「小ロシア」(9日)は情熱的。セレブリエール指揮のグラズノフ交響曲集も予想外に面白く(6日)、近く来日するパッパーノ指揮聖チェチーリア国立アカデミー管は、カンタービレなチャイコフスキー「4・5・6番」と「管弦楽曲集」をリリースしました(18日)。仙台フィルは新しい常任指揮者パスカル・ヴェロとのフランスもので気を吐きます(19日)。ホヴァネスの「第6交響曲」のフォーク的(日本的、中国的な色合いも)な面白さは抜群(23日)。
モダンなタイプの演奏では、ダウスゴー指揮のシューマン(3日)、ヤーコプス指揮の一癖も二癖もあるモーツァルト「プラハ&ジュピター」(20日)、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のラフマニノフ(4月26日)、フェイ指揮のハイドン(同27日)がお薦め。
アーカイヴでは、名門コンセルトヘボウ管弦楽団の1970~80年ライヴ14枚組から、ヨッフムとアラウのシューマン協奏曲をはじめ、オーマンディやザンデルリンク指揮による貴重な音源を聴きます(11、12、25日、4月27日)。また、トスカニーニ最後の公開演奏会(1954年4月4日)のライヴに因んで、今回は参考資料として同日のNBC放送音源(演奏中断の完全記録)を引用比較してみることにしました(4日)。
●ソリスト:「新時代のベートーヴェン解釈」ともいうべき清新な演奏が集まりました。ブラウティハムのソナタ集「葬送」他(3月26日)、ルイサダの「協奏曲第4番」他(11日)、ポール・ルイスの「ハンマークラヴィーア」「ワルトシュタイン」など10曲の選集(24日)などです。どれも細身で気持がいい演奏ですが、軽いと不満を持つ方もおられるかもしれません。もちろん、ドイツの伝統的で重厚なブッフビンダーもいます(25日)。
鍵盤では他にヴラダーのモーツァルト(30日)、武久源造のバッハ(5日)。オーボエでは宮本文昭がファイナル盤(3月で奏者を引退)をリリースしました(25日放送)。
●オペラ・声楽:ここの部門も注目盤多数。まずオペラ全曲盤では、ノリントン指揮のが2つ。カサロヴァ他出演による1997年ザルツブルク・ライヴでモーツァルト「ポントの王ミトリダーテ」(30日)と、03年シュトゥットガルト演奏会形式上演でベルリオーズの「ベンヴェヌート・チェルリーニ」(13日)。そしてヘンヒェン指揮のアムステルダム上演盤「指環」も、「ラインの黄金」(2日)と「神々の黄昏」(16日)でついに完結。
ソロ・アルバムからは、昨年他界したスウェーデンの名ワグネリアン・ソプラノ、ヴァルナイの「1942~54年録音集」(2日)と、アメリカの新星ニコル・キャベルのデビュー盤(20日)。
その他大曲では、アリ・ラシライネン指揮のシベリウス「クレルヴォ交響曲」が少し荒削りながら民族的雰囲気満載(23日)。
(試聴案内:東条碩夫)

HANZOMON CLASSICS

(日)8:00~12:00、18:00~22:00

目利きの二人によるCDセレクション/新パーソナリティー片山杜秀、山尾敦史を迎えてスタート!

4月 1日8:00~12:00/片山杜秀~最近の輸入盤から~
18:00~22:00/山尾敦史~3大D+α~
4月15日8:00~12:00/山尾敦史~ネマーニャ・ラドゥロヴィチ他~
     18:00~22:00/片山杜秀~山田耕筰とその周辺~
4月29日8:00~12:00/片山杜秀~渡邉暁雄と日フィル~
18:00~22:00/山尾敦史~ジャン=フランソワ・エッセール他~




4月からのHANZOMON CLASSICSはクラシック界きっての目利き、片山杜秀、山尾敦史をパーソナリティーに迎えお送りする。

■音楽評論家片山杜秀は、鋭い切り口で新聞や雑誌でのコンサート評、ディスク評で活躍中。HANZOMON CLASSICSで片山は、毎回テーマに沿った特集で、昨今の音楽文化の動向の解説を交えて、今だからこそ聴くべきディスクを紹介する。
●4月1日8:00~12:00は、最近の輸入盤から近年の演奏傾向であるピリオド奏法のディスクを特集。モーツァルトの聴きなれた名曲をドラマティックに再構築するヤーコプス指揮フライブルク・バロックオーケストラ。アーノンクールに師事したトーマス・ファイはハイデルベルク・ジンフィニカーを率いて理知的なアプローチでメンデルスゾーンに挑む。他、シューマン、C.P.E.バッハなど、バロックからロマン派の新解釈をお届けする。
●15日18:00~22:00は「山田耕筰とその周辺」と題して、山田耕筰周辺の作曲家の器楽作品を紹介する。まず、山田耕筰のピアノ作品、管弦楽作品の録音『よみがえる舞踊詩』(日本楽劇協会製作)。山田耕筰の弟子で《浜辺の歌》で著名な成田為三の、忘れられていたピアノ曲の初録音。他、同じく山田耕筰の弟子で《椰子の実》の歌で有名な大中寅二のリードオルガン独奏作品と、山田耕筰と同時代のアカデミックな作曲家信時潔のピアノ曲を送る。
●29日8:00~12:00は、昨年末「日本フィルハーモニー交響楽団創立50周年記念CD」として発売された全集『渡邉暁雄と日本フィル』(26枚組)から、ストラヴィンスキー《春の祭典》、《ペトルーシュカ》、ニールセンの交響曲第5、6番、クラミ《カレワラ組曲》他を、当時のオーケストラ事情の話を交えてお送りする。

■音楽ライター山尾敦史は、音楽関係のイヴェントの企画・広報、CDの企画・解説など、多角的に活躍中。ブログ「山尾好奇堂」も人気。
HANZOMON CLASSICSで山尾は、架空の音楽セレクトショップ「楽鳥堂(がくちょうどう)」(楽=music、鳥=bird)の店主として、話題のアーティストのディスクや注目の新譜を仕入れて提供する。毎回各コーナー(「今日の新入荷」、「音楽歳時記」、「今日のウォンテッド」、「今日のお茶菓子」)で、好奇心旺盛な店主ならではの旬の話題を交えての紹介。ここに来ればいい音楽に出会える!楽鳥堂へようこそ!
●1日18:00~22:00開店第1日目は、店主山尾の自己紹介として「3大D+α」をテーマに送る。コリン・マシューズ編曲管弦楽版のドビュッシーの前奏曲集、ディーリアスの代表的なオーケストラ曲、波多野睦美とつのだたかしによるダウランド他。
●15日8:00~12:00、「今日のウォンテッド」のコーナーでは今年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン~熱狂の日」のため来日する、セルビア生まれの噂の若手(イケメン)ヴァイオリニスト、ネマーニャ・ラドゥロヴィチを一足先にご紹介。他、ロドニー・ベネットのオーケストラと映画音楽、4月生まれのプレヴィン指揮ラフマニノフなど。
●29日18:00~22:00、「今日の新入荷」のコーナーで紹介するのは、自由な演奏スタイルを聴かせるシュテファン・ヴラダーの弾き振りでのモーツァルトのピアノ協奏曲。他、「熱狂の日」で、フラメンコ歌手入りのファリャ《恋の魔術師》を指揮する予定のフランスのピアニスト、ジャン=フランソワ・エッセールが弾くファリャのピアノ作品、アーノルド作曲「2台(3手)のためのピアノ協奏曲」などを送る。

スペシャル・セレクション

(月~金)12:00~18:00

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「民族のハーモニー」特集/20世紀の名演奏家60人



一週30時間のビッグ・プログラム。4月2日からの週は、5月2日から6日までの4日間にわたって東京国際フォーラムで開催される「熱狂の日 音楽祭2007」で演奏される曲目を中心にお楽しみいただきます。今年で第3回を迎える「熱狂の日」音楽祭は、これまでの2回とも大変な人気を集め、すっかり5月初めの東京の風物詩として定着しつつあります。今年のテーマは「民族のハーモニー」、東ヨーロッパ諸国や、ロシア、フランス、スペインなど、さまざまな国の音楽が奏でられます。特集では音楽祭のプログラムから各地域の風土に根ざしたストーリー性豊かな名曲を紹介します。
また4月23日からは2週にわたって、20世紀に活躍したさまざまなジャンルの名演奏家60人の演奏をお楽しみいただきます。1週目は、ピアノのルビンシュタイン、ホロヴィッツ、リヒテル、指揮者のワルター、ミュンシュ、クナッパーツブッシュ、ヴァイオリンのハイフェッツ、グリュミオー、オイストラフ、そのほかイエペス、ロストロポーヴィチ、シュヴァルツコップなどが登場。「レコード」という芸術が私たちに残してくれた遺産を味わいます。
3月26日からの週は「オルガンの響き」と題してオルガン・ソロやその協奏曲、室内楽など、オルガンの魅力をバラエティ豊かにお届けします。

オーディオ・ファイル

(日)12:00~16:00 再放送=翌週(土)17:00~21:00


季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」協力による優秀録音特集番組。オーディオ評論家の菅野沖彦、柳沢功力、音楽評論家の東条碩夫、平林直哉、舩木篤也、音楽ジャーナリストの宮下博の6氏のセレクションによる優秀録音盤を、網羅的にご紹介します。
4月は、オペラ部門からカサロヴァが主演したロッシーニの「チェネレントラ」、ピアノ部門からアルカディ・ヴォロドスの「リスト作品集」や田部京子の「グリーグ作品集」、管弦楽部門からはディヴィッド・ジンマンの「巨人」、メータの「ウィーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサート」、ラトルのシマノフスキ、ズデニェク・マカルやティルソン・トーマスによるマーラーなど。選者の一人である菅野沖彦氏の解説でお送りします。

リンボウ先生の歌の翼に

(土)21:00~22:00


“リンボウ先生”こと、作家の林望がパーソナリティをつとめ、クラシック音楽と文学の幸せな出会いをお聞かせする番組が、いよいよ3年目に入ります。好評の朗読コーナー、3月31日は立原道造詩集のはかなくも美しい世界を、4月7日と14日は一転して“こきおろし文学の金字塔”とも言うべきセンセーショナルな書、正岡子規の「歌よみに与ふる書」を朗読します。また4月21日以降は泉鏡花の朗読を計画中。トスティの奏でる美しい歌の世界もたっぷりとお楽しみください。

THE BANDWAGON

(日)7:00~8:00

冴え渡る録音! スウェーデン空軍バンド


廉価盤で有名な某レコード会社Nには、隠れた名演を見つける事が出来る。最近「ウインド・バンド・クラシックス」と言うシリーズで発売されているのが、吹奏楽名演集だ。世界各国の吹奏楽団の渾身の演奏が楽しめる。中でも、15日にご紹介するスウェーデン空軍バンドの録音はスカーッと気持いいほど冴え渡たる。フチークの「フローレンスの人々」、ガーシュウィンの「ストライク・アップ・ザ・バンド」は極めつけ。管楽器と打楽器が織り成すスペクタクル、色彩感が如何なく発揮された吹奏楽の醍醐味を感じることだろう。続いて登場するのは10人編成のブラス・アンサンブル、英国のプリンス・オヴ・ウェールズ・ブラスだ。コープランド、スメタナなど、10人とは思えない表現力に感心させられる。精悍なブラスの響きに魅了されるに違いない。
(音楽ジャーナリスト:西田裕)