2007年3月
EURO LIVE SELECTION
(金・土)22:00~24:00
BBC Concert
(木)22:00~24:00
3月 4日/PROMS83 クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団
3月11日/PROMS2004 ジョン・エリオット・ガーディナーのロ短調ミサ
3月18日/PROMS2000 ジョン・エリオット・ガーディナーのバッハ・プロムス
3月25日/PROMS2000 ランニクルズの「ワルキューレ」


英国BBC放送のアーカイヴズから選りすぐりの演奏会をお届けするプログラム。
3月第1週の4日は、アバド(写真上)とロンドン交響楽団の演奏会をお送りします。1983年プロムスのライヴで、曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(独奏アックス)と、ベルリオーズの幻想交響曲の2曲。1979年にこのオーケストラの首席指揮者、そしてこの演奏会の年からは音楽監督となって活躍したアバドの熱演をお楽しみに。
続く2回は、ガーディナー(写真下)とモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハ演奏会。11日は、2004年のプロムスから、ミサ曲ロ短調の全曲。
18日は、2000年のプロムスから、管弦楽組曲第4番ニ長調、カンタータ第24番「飾りなき心ぞ」、ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調、カンタータ第185番「永遠の愛の慈悲深き心よ」、そしてマニフィカトという人気作ばかりのプログラム。コジェナー、シュトゥッツマンなど、歌手も豪華な顔ぶれです。
25日は2000年のプロムスから、オペラ指揮者として各地で活躍するランニクルズがBBC交響楽団を指揮した、ワーグナーの「ワルキューレ」第3幕の演奏会形式上演。ブリュンヒルデはクリスティーネ・ブリュワー、ヴォータンはジェイムズ・モリスが歌います。
(音源提供:BBC)
メトロポリタン・オペラ・ライヴ
(土)12:00~17:00
3月 3日/プッチーニ:「ラ・ボエーム」(06年2月3日上演)
3月10日/オペラ特別番組「どちらがお好き? 原典版と改訂版」
3月17日/オペラ特別番組 第1部「オセロとオテロ」 第2部「悪役の本領」
3月24日/チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」(06年2月24日上演)
新譜紹介
(月~金)20:00~24:00 (金曜日のみ 18:00~22:00)
再放送=次々週 24:00~
トリスタンとイゾルデ、ワルキューレ、ジークフリート、フィデリオ、チェネレントラな どオペラの注目盤多数
樫本大進がドレスデンでブラームスの協奏曲をライヴ収録
ド・ビリー、オラモ、ジンマン、ポブウォツカら最新録音
HANZOMON CLASSICS
(日)8:00~12:00、18:00~22:00
メゾが歌うバロック・オペラ/今旬のラノールは?/即興古楽の「アントネッロ」登場
3月 4日8:00~12:00/バロック・オペラ特集
18:00~22:00/アントネッロ特集
3月11日8:00~12:00/アントネッロ特集(再)
18:00~22:00/バロック・オペラ特集(再)
3月18日8:00~12:00/テノール歌手(アリア編)特集
18:00~22:00/特番「華麗なるストラディヴァリウス」のためお休み。
3月25日8:00~12:00/テノール歌手(ポピュラー・ソング編)特集(再放送なし)
18:00~22:00/テノール歌手(アリア編)特集(再)


話題のディスクや来日アーティストをご紹介する番組。4日8:00~12:00は近年関心が寄せられているバロック・オペラの特集。公共の場でオペラ公演が禁じられていた18世紀最初の音楽劇オラトリオを再現するバルトリ、18世紀の驚異のカストラート、ファリネッリのために書かれたアリアを歌うジュノーほか、波多野睦美によるパーセルの歌などを送る。
4日18:00~22:00は、古楽アンサンブル「アントネッロ」特集。創意に満ちた即興で古楽の新しい世界を拓くアントネッロの濱田芳通さんのインタビューを交え、新譜『薔薇の中の薔薇』『ナトゥラーレ』他を送る。
18日8:00~12:00は、アルバレス、ビリャソン、フローレス、リチートラら、いま旬の若手テノール歌手によるオペラ・アリア集。
25日8:00~12:00は、カレーラス、ドミンゴ、フローレス、アラーニャら、新旧のテノール歌手が歌うポピュラー・ソング。話題のテノール達の歌うオペラ・アリアという表の顔、そしてポピュラー・ソングというもうひとつの顔、両方の魅力をご堪能ください。
スペシャル・セレクション
(月~金)12:00~18:00
オール・ザット・オペラ

一週30時間にわたる超ビッグ特集プログラム。2月~4月は「メトロポリタン・オペラ・ライヴ」を放送するのにちなんでオペラの楽しさをディスクでも堪能していただく特集です。オペラに登場するさまざまな美しいメロディを、名歌手のアリア集やガラ・コンサートなどでお楽しみいただきます。今年来日するエディタ・グルベローヴァやヴェッセリー ナ・カサロヴァ、キリ・テ・カナワによるアリアやメトロポリタン・オペラのガラ、ルチアーノ・パヴァロッティのチャリティ・ガラなどオペラの魅力を多彩に繰り広げます。
【特別番組】華麗なるストラディヴァリウス
3月18日(日)18:00~22:00

MUSICBIRDでは、日本音楽財団が若手の演奏家に弦楽器の名器ストラディヴァリウスを無償で貸与する活動をシリーズでご紹介しています。日本音楽財団では現在ストラディヴァリウス18挺、デル・ジェス2挺を所有しており、諏訪内晶子、庄司紗矢香、樫本大進、ピンカス・ズーカーマン、東京クヮルテットなど、国の内外を問わず演奏家に無償で貸与しています。
今回は昨年秋行なわれた2つのコンサートをライヴ録音でご紹介します。1つは世界の指導者や思想家を集めて行われてきた「フォーラム2000会議」の10周年を記念してプラハで行われたコンサート、ヴィヴィアン・ハグナー(Vn)ほかの出演者により11挺のストラディヴァリウスが勢ぞろした豪華なものです。そしてもう一つは石坂団十郎(Vc)庄司紗矢香(Vn)スティーヴン・イッサーリス(Vc)が一晩で顔を揃えた紀尾井ホールでのコンサート。ストラディヴァリウスの華麗な響きをお楽しみ下さい。
【音源提供:日本音楽財団】
THE BANDWAGON
(日)7:00~8:00
エルガー生誕150年を祝って

エドワード・エルガーは1857年の生まれ。今年生誕150年を迎える。世界のどこかで行進曲「威風堂々」や小品の「愛の挨拶」が常に演奏されていると言う。英国の20ポンド紙幣に肖像画が描かれているほどイギリスの国民的大作曲家である。彼はオーケストラやヴァイオリンのための作品が多いが、1800年代後半に英国でブームとなったブラスバンドのためにも秀作を残している。当時は、エルガーのみならずヴォーンウィリアムズやホウスト(ホルスト)、アーサー・サリヴァンなどの人気作曲家もこぞってブラスバンド作品を書いたものだ。11日はザ・ロンドン・ブラス・ヴィルティオージの演奏で、エルガーの「セヴァーン組曲」をお聞き頂く。写真はエルガーが生まれ育った家(英国ウースター)。
(音楽ジャーナリスト:西田裕)
リンボウ先生の歌の翼に
(土)21:00~22:00
リンボウ先生が読む福沢諭吉「西洋事情」

“リンボウ先生”こと、作家の林望がパーソナリティをつとめ、クラシック音楽と文学の幸せな出会いをお聞かせする番組。好評の朗読コーナー、今月は福沢諭吉の「西洋事情」を朗読します。慶應義塾の創立者、1万円札の肖像画にもなっている福沢諭吉は、咸臨丸による渡米使節に下僕として加わり、アメリカを見聞、その翌年には遣欧使節にも加わってフランス・イギリス・オランダ・ドイツなど7ヶ国を訪問してその雰囲気を肌で体験しました。そうした海外経験を元に書いた「西洋事情」は明治のインテリの必読書となりました。今の世では当たり前の西洋文化を、明治の人々はどのように受け止めたのか、興味深いところです。歌のセレクションは、明治の唱歌を初め、3月10日の東京大空襲を弔うレクイエム、またカウンターテナーの魅力などに迫ります。