TOKYO FM コミュニケーションズグループ

トップページ > クラシックアーカイブス

 

2007年3月

EURO LIVE SELECTION

(金・土)22:00~24:00  





3月 2日(金)/サカリ・オラモ指揮フィンランド放送響の「クレルヴォ」
3月 3日(土)/サカリ・オラモ指揮フィンランド放送響の「ダフニスとクロエ」
3月 9日(金)/マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送響のブラ2
3月10日(土)/マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送響の宗教合唱作品
3月16日(金)/クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ハンブルク北ドイツ放送響の「英雄」
3月17日(土)/クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ハンブルク北ドイツ放送響の「悲愴」
3月23日(金)/チョン・ミョンフン指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
3月24日(土)/ミハイル・プレトニョフ指揮スウェーデン放送響

EBU(ヨーロッパ放送連合)加盟各局の提供音源により、ヨーロッパの最新のライヴをお届けする番組。
3月最初の2回は、2月に来日公演を行なったサカリ・オラモ指揮のフィンランド放送交響楽団による、本拠地ヘルシンキでの演奏会。まず2日(金)は2005年9月のライヴで、バルトークの「コッシュート」とシベリウスの「クレルヴォ」という交響詩を2曲。お国物の後者には独唱と合唱も加わります。
3日(土)は2006年12月の演奏会で、カイパイネンのヴァイオリン協奏曲(独奏クリスティアン・テツラフ)の初演と、ラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲。ドイツの俊英テツラフとの新作と、複雑なスコアから純度の高い響きを引き出す、オラモ得意の近代音楽との組み合わせが楽しみです。
続く第2週は、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の2006年春のライヴを2晩お送りします。9日(金)は3月の演奏会で、曲目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(独奏ヴェンゲーロフ)と、ブラームスの交響曲第2番というドイツ音楽の王道的2曲。
10日(土)は4月の演奏会で、バイエルン放送合唱団と共演した合唱曲のプログラム。ハイドンのテ・デウム、コダーイのハンガリー詩篇、そしてヴェルディ晩年の名作、聖歌四篇。オーストリア、ハンガリー、イタリアとそれぞれに国籍の異なる作曲家たちによる宗教曲からヤンソンスがどのような祈りを導き出すか、楽しみです。
第3週は、5月に来日するドホナーニ指揮のハンブルク北ドイツ放送交響楽団の2006年の演奏会を2晩。16日(金)は11月の演奏会から、バルトークの「二つの肖像」、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番ハ長調(独奏アックス)、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」など。
17日(土)は10月の演奏会で、ストラヴィンスキーの組曲「プルチネルラ」、ハイドン/チェロ協奏曲ハ長調(独奏アルバン・ゲルハルト)、そしてチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」など。ドホナーニは1980年前後にハンブルク州立歌劇場の音楽総監督を務めるなど、ハンブルクとは縁の深い指揮者だけに、この故地への客演には期待ができます。
第4週の23日(金)は、昨年11月18日にこの番組で放送したチョン・ミョンフン指揮のコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏会を、音質を修正して再放送いたします。曲目はベートーヴェンの《田園》とサン=サーンスの《オルガンつき》の2曲の交響曲。
24日(土)は、2006年10月ストックホルムでのプレトニョフ指揮のスウェーデン放送交響楽団の演奏会。チャイコフスキーの「フランチェスカ・ダ・リミニ」、グラズノフのヴァイオリン協奏曲(独奏バイバ・スクリデ)、そしてチャイコフスキーの組曲第3番など、指揮者の祖国ロシアの作品を集めたプログラム。美貌の女性ヴァイオリニスト、スクリデの登場がポイントです。
【音源提供:EBU加盟各局】

BBC Concert

(木)22:00~24:00

3月 4日/PROMS83 クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団
3月11日/PROMS2004 ジョン・エリオット・ガーディナーのロ短調ミサ
3月18日/PROMS2000 ジョン・エリオット・ガーディナーのバッハ・プロムス
3月25日/PROMS2000 ランニクルズの「ワルキューレ」



英国BBC放送のアーカイヴズから選りすぐりの演奏会をお届けするプログラム。

3月第1週の4日は、アバド(写真上)とロンドン交響楽団の演奏会をお送りします。1983年プロムスのライヴで、曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(独奏アックス)と、ベルリオーズの幻想交響曲の2曲。1979年にこのオーケストラの首席指揮者、そしてこの演奏会の年からは音楽監督となって活躍したアバドの熱演をお楽しみに。

続く2回は、ガーディナー(写真下)とモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハ演奏会。11日は、2004年のプロムスから、ミサ曲ロ短調の全曲。
18日は、2000年のプロムスから、管弦楽組曲第4番ニ長調、カンタータ第24番「飾りなき心ぞ」、ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調、カンタータ第185番「永遠の愛の慈悲深き心よ」、そしてマニフィカトという人気作ばかりのプログラム。コジェナー、シュトゥッツマンなど、歌手も豪華な顔ぶれです。
25日は2000年のプロムスから、オペラ指揮者として各地で活躍するランニクルズがBBC交響楽団を指揮した、ワーグナーの「ワルキューレ」第3幕の演奏会形式上演。ブリュンヒルデはクリスティーネ・ブリュワー、ヴォータンはジェイムズ・モリスが歌います。
(音源提供:BBC)

メトロポリタン・オペラ・ライヴ

(土)12:00~17:00 

3月 3日/プッチーニ:「ラ・ボエーム」(06年2月3日上演)
3月10日/オペラ特別番組「どちらがお好き? 原典版と改訂版」
3月17日/オペラ特別番組 第1部「オセロとオテロ」 第2部「悪役の本領」
3月24日/チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」(06年2月24日上演)





ニューヨークの豪華絢爛たる名門歌劇場、メトロポリタン・オペラの最新の上演の模様をお届けするプログラム。今シーズンは11作品をお送りしています。

3日はプッチーニの名作「ラ・ボエーム」。パリの屋根裏に集う若き芸術家のタマゴたちの優しくも哀しい物語。お針子ミミ(クリスティーネ・ガッラルド=ドマス、写真上)と、詩人ロドルフォ(マルチェロ・ジョルダーノ)の愛を中心に繰り広げられます。指揮はカルロ・リッツィ。今回のシリーズの前半はこれで終了。

シリーズの後半は、24日のチャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」で始まります。夢見る純朴な少女タチヤーナ(ルネ・フレミング、写真上から2番目)の愛を子供扱いして拒絶したニヒルなインテリ青年オネーギン(ディミトリ・ホロストフスキー、写真下から2番目)は、数年後、彼女が美しい魅力的な女性に成長してグレーミン公爵(セルゲイ・アレクサーシキン)の妻となっているのを知り、己れの愚かさに初めて気づきますが・・・・。マリインスキー劇場芸術監督兼メトロポリタン・オペラ首席客演指揮者ワレリー・ゲルギエフ(写真下)が、今シーズンのメットで唯一指揮をとる作品。シリーズの中休みには、2週連続でオペラ関連の特集番組をお届けしましょう。

10日は「どちらがお好き? 原典版と改訂版」 
音楽作品には改訂がつきもの。しかし作曲者がいくら心血を注いで改訂しても、「オリジナル版」探索が流行している今日では、改訂前の譜面が世の中に引き出されて盛んに演奏されている状況です。泉下の作曲者がこのことを知ったら、どう思うでしょうか? ここでは、ベートーヴェンの「レオノーレ」と「フィデリオ」、ワーグナーの「さまよえるオランダ人」、同「タンホイザー」、ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」、ショスタコーヴィチ:「カテリーナ・イズマイロヴァ」と「ムツェンスク郡のマクベス夫人」などを題材に、両者の魅力を聴き比べます。

17日は、第1部に「戯曲 V.S.オペラ オセロとオテロ」。シェクスピアの「オセロ」 と、それをオペラ化したヴェルディの名作「オテロ」を、ローレンス・オリヴィエ、仲代達矢、プラシド・ドミンゴの題名役により、同一場面を聴き比べます。また第2部は「悪役の本領」として、善人の仮面を付けた悪人イアーゴを軸に、名作オペラに登場する「悪役」を比較。名歌手たちは、悪役をどのように表現したでしょうか。登場する「悪役」たちは、カスパル(魔弾の射手)、オスミン(後宮よりの逃走)、アルベリヒ(ラインの黄金)、ハーゲン(神々の黄昏)、バルナバ(ラ・ジョコンダ)、スカルピア(トスカ)、メフィストフェレス(ファウスト)、プルート(天国と地獄)他。
(番組案内:東条碩夫)

新譜紹介

(月~金)20:00~24:00 (金曜日のみ 18:00~22:00)
再放送=次々週 24:00~

トリスタンとイゾルデ、ワルキューレ、ジークフリート、フィデリオ、チェネレントラな どオペラの注目盤多数
樫本大進がドレスデンでブラームスの協奏曲をライヴ収録
ド・ビリー、オラモ、ジンマン、ポブウォツカら最新録音





■今月の推薦盤
●交響曲部門:ベルトラン・ド・ビリー指揮ウィーン放送響の最新録音、ベートーヴェン「英雄」(エームズ・クラシックス)。颯爽として快い演奏はいかにも今日風。一部のピリオド楽器系指揮者のように妙な誇張をしていないのも魅力です(3月15日放送)。
●オペラ部門:四半世紀前の録音の再発ですが、謎の指揮者レジナルド・グッドール指揮のワーグナー「トリスタンとイゾルデ」(タワーレコード)はやはり推薦に値します。巨大な官能のうねりは、まさにフルトヴェングラーの全曲盤以来。これ1曲でグッドールの名は不滅の存在になるでしょう(2月26日放送18:00スタート)。

■魅力の注目盤
●指揮者:メータ指揮の「ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2007」は3月6日放送です。何だ今頃、と言われるかもしれませんが、「プログラムガイド」に詳細情報を掲載するスケジュールの関係で、放送はこの時期となりました。乞ご了承。マーラーの交響曲では、ジンマンがついに交響曲全集の録音を開始、第1弾の「巨人」は「花の章」を付録につけての発売(8日放送)。かたや「のだめカンタービレ」のヴィエラ先生役でもおなじみのズデニェク・マカル(マーツァル)はチェコ・フィルとの「4番」を発表しています(同)。俊英ミンコフスキはオッフェンバックの秘曲を録音(22日)。わが国の俊英・飯森範親も手兵の山形響の現在の実力をR・シュトラウスの「イタリアより」他で世に問います(21日)。前出ド・ビリーと同年の65年生のサカリ・オラモはフィンランド放送響との新録を2枚、爆走・暴走(?)の「運命」と、さすが本場とうならせる快演のシベリウスの「2番」などを出しました。実に元気のいい指揮者です(15日)。
●指揮者アーカイヴ:渡邊暁雄が手塩にかけた日本フィルとのライヴが集大成され、26枚組セットでリリースされています。その中から彼の十八番ともいうべきシベリウスの交響曲を。大部分が定期公演での収録なので、気迫充分の演奏です(28日)。一方、英国の名匠エイドリアン・ボールトが指揮したブラームスの交響曲全集は、私たちが久しく忘れていたような暖かい味(19日)。
●器楽ソリスト:フランスの名手エマールのシューマン作品集(7日)、ポーランドの円熟ポブウォツカのバッハ「インヴェンションとシンフォニア」他(16日)、チェロの名匠ブルネロのユニークな2枚(20日)などさすがの演奏ですが、若手の最新録音にも良いものが揃っています。ドイツの美女アラベラ・シュタインバッハーの清新なショスタコーヴィチの2曲のヴァイオリン協奏曲(2日)、ベレゾフスキーの華麗なラフマニノフのピアノ協奏曲1番・4番他(12日)、小菅優の溌剌たるカーネギーホール・リサイタル・ライヴ(7日)、樫本大進のドレスデン州立歌劇場における演奏会ライヴの情熱的なブラームス「ヴァイオリン協奏曲」(16日)。特に最後のものでは、チョン・ミョンフン指揮する同歌劇場管弦楽団の演奏がしっとりとして圧巻です。
●オペラ:アムステルダム音楽劇場で上演されているハルトムート・ヘンヒェン指揮「ニーベルングの指環」から、「ワルキューレ」(27日)と「ジークフリート」(5日18:00スタート)をまず聴いてみましょう。以前出たDVDとは配役のほとんどが一新されていて、アルベルト・ドーメン、リンダ・ワトソンら名歌手たちが顔を揃えた充実の演奏となっています。ロンドン響の自主制作ライヴ「フィデリオ」は、コリン・デイヴィスの滋味豊かで壮大な指揮が聴きもの(1日)。ロッシーニの「チェネレントラ」は、ヴェッセリーナ・カサロヴァの歌うアンジェリーナが圧巻(14日)。
●アリア集:2人のすばらしいメゾ・ソプラノがそれぞれソロ・アルバムをリリースしました。ラトヴィア出身のエリーナ・ガランチャは、ファビオ・ルイジのサポートで「アリア・カンティレーナ」を(6日)、オーストリア出身のアンゲリカ・キルヒシュラーガーは、ローレンス・カミングス指揮でヘンデルのオペラ・アリア集を(14日)。
●古楽:ジョルディ・サヴァール他の演奏でマラン・マレの「異国趣味の組曲」、ルネ・クレマンシック指揮でギョーム・ド・マショーの「ノートルダム・ミサ」。いずれもフレッシュな感覚が満載です。ユニークで愉しい和声とリズムを満喫して下さい(9日)。
(試聴案内:東条碩夫)

HANZOMON CLASSICS

(日)8:00~12:00、18:00~22:00

メゾが歌うバロック・オペラ/今旬のラノールは?/即興古楽の「アントネッロ」登場

3月 4日8:00~12:00/バロック・オペラ特集
    18:00~22:00/アントネッロ特集
3月11日8:00~12:00/アントネッロ特集(再)
     18:00~22:00/バロック・オペラ特集(再)
3月18日8:00~12:00/テノール歌手(アリア編)特集
     18:00~22:00/特番「華麗なるストラディヴァリウス」のためお休み。
3月25日8:00~12:00/テノール歌手(ポピュラー・ソング編)特集(再放送なし)
    18:00~22:00/テノール歌手(アリア編)特集(再)



話題のディスクや来日アーティストをご紹介する番組。4日8:00~12:00は近年関心が寄せられているバロック・オペラの特集。公共の場でオペラ公演が禁じられていた18世紀最初の音楽劇オラトリオを再現するバルトリ、18世紀の驚異のカストラート、ファリネッリのために書かれたアリアを歌うジュノーほか、波多野睦美によるパーセルの歌などを送る。
4日18:00~22:00は、古楽アンサンブル「アントネッロ」特集。創意に満ちた即興で古楽の新しい世界を拓くアントネッロの濱田芳通さんのインタビューを交え、新譜『薔薇の中の薔薇』『ナトゥラーレ』他を送る。
18日8:00~12:00は、アルバレス、ビリャソン、フローレス、リチートラら、いま旬の若手テノール歌手によるオペラ・アリア集。
25日8:00~12:00は、カレーラス、ドミンゴ、フローレス、アラーニャら、新旧のテノール歌手が歌うポピュラー・ソング。話題のテノール達の歌うオペラ・アリアという表の顔、そしてポピュラー・ソングというもうひとつの顔、両方の魅力をご堪能ください。

スペシャル・セレクション

(月~金)12:00~18:00

オール・ザット・オペラ


一週30時間にわたる超ビッグ特集プログラム。2月~4月は「メトロポリタン・オペラ・ライヴ」を放送するのにちなんでオペラの楽しさをディスクでも堪能していただく特集です。オペラに登場するさまざまな美しいメロディを、名歌手のアリア集やガラ・コンサートなどでお楽しみいただきます。今年来日するエディタ・グルベローヴァやヴェッセリー ナ・カサロヴァ、キリ・テ・カナワによるアリアやメトロポリタン・オペラのガラ、ルチアーノ・パヴァロッティのチャリティ・ガラなどオペラの魅力を多彩に繰り広げます。

【特別番組】華麗なるストラディヴァリウス

3月18日(日)18:00~22:00


MUSICBIRDでは、日本音楽財団が若手の演奏家に弦楽器の名器ストラディヴァリウスを無償で貸与する活動をシリーズでご紹介しています。日本音楽財団では現在ストラディヴァリウス18挺、デル・ジェス2挺を所有しており、諏訪内晶子、庄司紗矢香、樫本大進、ピンカス・ズーカーマン、東京クヮルテットなど、国の内外を問わず演奏家に無償で貸与しています。
今回は昨年秋行なわれた2つのコンサートをライヴ録音でご紹介します。1つは世界の指導者や思想家を集めて行われてきた「フォーラム2000会議」の10周年を記念してプラハで行われたコンサート、ヴィヴィアン・ハグナー(Vn)ほかの出演者により11挺のストラディヴァリウスが勢ぞろした豪華なものです。そしてもう一つは石坂団十郎(Vc)庄司紗矢香(Vn)スティーヴン・イッサーリス(Vc)が一晩で顔を揃えた紀尾井ホールでのコンサート。ストラディヴァリウスの華麗な響きをお楽しみ下さい。
【音源提供:日本音楽財団】

THE BANDWAGON

(日)7:00~8:00

エルガー生誕150年を祝って


エドワード・エルガーは1857年の生まれ。今年生誕150年を迎える。世界のどこかで行進曲「威風堂々」や小品の「愛の挨拶」が常に演奏されていると言う。英国の20ポンド紙幣に肖像画が描かれているほどイギリスの国民的大作曲家である。彼はオーケストラやヴァイオリンのための作品が多いが、1800年代後半に英国でブームとなったブラスバンドのためにも秀作を残している。当時は、エルガーのみならずヴォーンウィリアムズやホウスト(ホルスト)、アーサー・サリヴァンなどの人気作曲家もこぞってブラスバンド作品を書いたものだ。11日はザ・ロンドン・ブラス・ヴィルティオージの演奏で、エルガーの「セヴァーン組曲」をお聞き頂く。写真はエルガーが生まれ育った家(英国ウースター)。
(音楽ジャーナリスト:西田裕)

リンボウ先生の歌の翼に

(土)21:00~22:00

リンボウ先生が読む福沢諭吉「西洋事情」


“リンボウ先生”こと、作家の林望がパーソナリティをつとめ、クラシック音楽と文学の幸せな出会いをお聞かせする番組。好評の朗読コーナー、今月は福沢諭吉の「西洋事情」を朗読します。慶應義塾の創立者、1万円札の肖像画にもなっている福沢諭吉は、咸臨丸による渡米使節に下僕として加わり、アメリカを見聞、その翌年には遣欧使節にも加わってフランス・イギリス・オランダ・ドイツなど7ヶ国を訪問してその雰囲気を肌で体験しました。そうした海外経験を元に書いた「西洋事情」は明治のインテリの必読書となりました。今の世では当たり前の西洋文化を、明治の人々はどのように受け止めたのか、興味深いところです。歌のセレクションは、明治の唱歌を初め、3月10日の東京大空襲を弔うレクイエム、またカウンターテナーの魅力などに迫ります。