TOKYO FM コミュニケーションズグループ

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2007年1月

EURO LIVE SELECTION

(金)(土)22:00~24:00 

グリモー、エマール、ポリーニ、ノリントン、アバド、ムーティ・・・ヨーロッパの人気ライヴがずらり!ルツェルン音楽祭2006も





1月 5日(金)/グリモー&ノリントン指揮シュトゥットガルト放送響
1月 6日(土)/デヴィーア&イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニのロッシーニ
1月12日(金)/C.デイヴィス指揮バイエルン放送響のヴォーン=ウィリアムズ
1月13日(土)/エマール(P)&デヴィッド・ジンマン指揮バイエルン放送響~
1月19日(金)/ルツェルン音楽祭2006/アバドの「悲劇的」
1月20日(土)/ルツェルン音楽祭2006/ポリーニ&アバド
1月26日(金)/ムーティ指揮バイエルン放送響のケルビーニ
1月27日(土)/ムーティ指揮バイエルン放送響のモーツァルト

 EBU(ヨーロッパ放送連合)加盟各局の提供音源により、ヨーロッパの最新のライヴをお届けする番組。1月最初の2回はスイスのアスコーナ音楽祭のライヴから、まず5日(金)は、ノリントン指揮のシュトゥットガルト放送交響楽団による、ブラームスのピアノ協奏曲第1番(独奏グリモー)とマーラーの交響曲第4番など。ノンヴィブラート奏法で後期ロマン派作品まで演奏するノリントン独自の澄んだ響きにお楽しみください。グリモーとの共演も楽しみです。
 6日(土)はイタリアの合奏団イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニによるロッシーニ作品の演奏会で、弦楽のためのソナタ3曲と、「音楽の夜会」からのアリエッタ8曲(独唱デヴィーア)などが演奏されます。イタリアを代表するコロラトゥーラとして長く活躍するデヴィーアの冴えた歌唱が楽しみです。
 続く第2週は、ミュンヘンのバイエルン放送交響楽団のライヴを2晩お送りします。12日(金)は昨年1月、コリン・デイヴィスの指揮による演奏会で、曲目はヴォーン=ウィリアムズの交響曲第4番とドヴォルジャークの交響曲第6番。
 13日(土)は昨年2月の演奏会で、ジンマン指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番(独奏エマール)と、シューマンの交響曲第3番「ライン」などを演奏したもの。ジンマンの才気とエマールの美音の共演に関心が集まります。
 第3週は、昨年秋に来日して話題となった、アバド指揮のルツェルン祝祭管弦楽団による、昨年8月の演奏会を2晩。まず19日(金)は、日本でも演奏されたマーラーの交響曲第6番「悲劇的」など。マルタンの「イェーダーマン」よりの6つのモノローグでバリトンのクヴァストホフが登場するのもポイント。
 20日(土)はブラームスのピアノ協奏曲第2番(独奏ポリーニ)とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」という、これまた日本で演奏された曲目。ポリーニのピアノも楽しみです。
 第4週はムーティ指揮のバイエルン放送交響楽団の演奏会を2晩。26日(金)は、昨年6月のライヴで、ベートーヴェンの交響曲第1番とケルビーニの荘厳ミサの2曲。今年の「オペラの森」でもヴェルディとロッシーニの声楽曲を指揮するムーティですが、ここでのケルビーニも十八番の一つです。
 27日(土)はモーツァルトの251回目のお誕生日なので、昨年3月にモーツァルトの作品3曲を取りあげた演奏会から。ディヴェルティメントK.136で始まり、交響曲第40番と交響曲第41番「ジュピター」の2曲が演奏されます。
【音源提供:EBU加盟各局】

BBC Concert

(木)22:00~24:00

1月 7日/ハイティンク指揮ロイヤル・オペラの「ファルスタッフ」(24:30まで延長)
1月14日/ハイティンク指揮BBC響の「真夏の夜の夢」
1月21日/サヴァール、ディアス、ベーリンガー/フォリアとロマネスカ
1月28日/PROMS2005 パーセルの「妖精の女王」(24:30まで延長)


2007年最初の2週は、ハイティンクの指揮でお送りします。7日は1999年12月、コヴェント・ガーデン劇場の新装後最初の公演となったヴェルディの「ファルスタッフ」全曲。ターフェル、フリットリなど豪華な歌手陣との共演をお楽しみください。なお午前0時30分まで、いつもより30分延長しての放送となりますのでご注意ください。続いて14日は、ぐっと若返って1975年のプロムスでのライヴで、BBC交響楽団を指揮してのメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」やドヴォルジャークの交響曲第8番など。
 次の2週はバロック時代の音楽家たちの作品から。まず21日はスペインのジョルディ・サヴァールのヴィオールを中心とするトリオの演奏で、17世紀から18世紀にかけてフランスで活躍したマラン・マレなどによる「フォリアとロマネスカ」を集めて。2002年のロンドンの聖ヨハネ教会でのライヴ録音です。28日は2005年のプロムスから、マクリーシュ指揮のガブリエル・コンソートなどの演奏で、パーセルの名作「妖精の女王」をお送りします。なおこの回も30分延長して、午前0時30分までの放送となりますので、どうぞご注意ください。
【音源提供:BBC】

新譜紹介

(月~金)20:00~24:00 再放送=次々週 24:00~

カラヤン、ラトルらの貴重なライヴがベルリン・フィル自主制作盤で登場
「神々の黄昏」で1955年バイロイトの「指環」が完結
ティーレマン、スクロヴァチェフスキ、小山実稚恵、ホープ、ジョセフォヴィッツら各世代の最新録音続々
温かいヤーコプス指揮「メサイア」新盤





●管弦楽新盤:正反対の特徴をもつ「第9」新録を2枚。弾むように明快なヴァンスカ指揮ミネソタ管(2日放送)と、近年では希少的存在の重厚壮大タイプのバレンボイム指揮WEDオケ(22日)の聴き比べはいかが。一方、高齢ながら若々しい気迫を失わぬスクロヴァチェフスキは、ベートーヴェンの「7&8番」のエネルギッシュな演奏をリリース(9日)。ドイツのベテラン、ギーレン指揮のストラヴィンスキーの3つの交響曲はシンフォニックな快演(18日)。日本勢では高関健がマーラー協会新校訂版の「復活」を指揮(3日)。
●ベルリン・フィルの自主制作ライヴ盤シリーズが人気を呼んでいます。その中から、フィルハーモニー竣工記念のカラヤン指揮「第9」、当時32歳のラトルの定期初登場時のマーラー「悲劇的」、個性派巨匠アーノンクール客演指揮のバッハなど(1、2日)。
●室内楽新盤:クラリネットの名手、ウィーン・フィルのオッテンザマーとベルリン・フィルのフックスがメンデルスゾーン他で見事な協演(10日)。ドイツの弦楽四重奏団クス・クヮルテットのメンデルスゾーンとモーツァルトも新鮮です(同)。メンバーを一新したジュリアード弦楽四重奏団が初めて録音したショスタコーヴィチは予想通りの快演で、ブロンフマンとのピアノ五重奏曲も付きます(23日)。パユが録音したブラームスのフルート・ソナタ2曲はクラリネット(またはチェロ)・ソナタの編曲版ですが、実に美しい旋律線を描いて快い演奏です(26日)。
●ピアノ新録音:オピッツ得意のベートーヴェンのソナタ全集録音が進行中で、今回は第12~15番。小山実稚恵の強靭なタッチによるシューベルト、田部京子の温かいグリーグ、高橋多佳子の独自の版によるラフマニノフのソナタ第2番。以上をまとめて15日にお聴き下さい。一方シフのベートーヴェン・ソナタ全集録音も第3巻が出ました。第9~11番と第19~20番で、さすがの渋い味(24日)。岡崎悦子のショパンも同日に。
●ヴァイオリン新盤:若手の快演が勢揃い。英国出身のダニエル・ホープがバッハの協奏曲を、カナダ生れの女性奏者ジョセフォヴィッツがショスタコーヴィチの協奏曲とソナタを録音、いずれもフレッシュな演奏です(4日)。オランダの新星ジャニーヌ・ヤンセンはしっとりした味でメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲を出し(22日)、ドイツのイザベル・ファウストはショーソンとジョリヴェの作品に挑みました(26日)。日本人では、ジュリアードに学んだ千葉純子が小品集で素晴らしい明晰な叙情を聴かせます(同)。
●チェロ新録:ヤン・フォーグラー他が録音した「ドヴォルジャークのチェロ協奏曲の秘密」というアルバムは、同曲と、その成立過程に寄与したという作品を特集。その能書は必ずしも説得性があるともいえませんが、なるほどという部分もあり(10日)。
●声楽曲新盤:ブリン・ターフェルのモーツァルトのアリア集はいつもながらの闊達な快演(9日)。クリスティ指揮のM・シャルパンティエの「真夜中のミサ曲」と、ヤーコプス指揮の「メサイア」は美しく、特に後者は殊更に新解釈を誇示することなく温かい祈りの歌を聴かせてくれます(いずれも11日)。コリン・デイヴィス指揮シュターツカペレ・ドレスデン他によるベルリオーズの「テ・デウム」は98年の録音ですが今回初登場、壮大無比な演奏です(16日)。新時代の巨匠第一候補ティーレマンの最新録音はミュンヘン・フィル他を指揮したモーツァルトの「レクィエム」で、意外にも正面切った、堂々たる演奏です(25日)。
●アーカイヴ&リマスタリング盤:話題の55年バイロイト・ライヴ「指環」の完結編「神々の黄昏」を、年末リリースの新盤でいち早くお届けします(8日18:00~)。クナッパーツブッシュとSWR響の超悠々たるブラームスもあり(同)。ロストロポーヴィチ38歳のロンドン・ライヴのハイドン他の協奏曲は火の出るような強烈さ(3日)。マタチッチ指揮のN響ライヴは、67年のブルックナー「5番」(16日)と「田園」(22日)、73年の「第9」(18日)。一部は荒っぽい演奏ですが、気宇は実に雄大。岩城宏之指揮N響のライヴもNHK音源から「曼陀羅交響曲」(黛敏郎)と「悲愴」がCD化され、特に後者はさすが入魂の演奏です(18日)。RCAのリマスタリング「レッドシール・モーツァルト名盤撰」からは、ガルネリ四重奏団他による弦楽五重奏曲全集(17日)、ピーター・ゼルキンらのアンサンブル「タッシ」による「ます」やストラヴィンスキーなど(23、25、26日)が逸品。とりわけジョン・F・ケネディ追悼ミサ・ライヴでのラインスドルフ指揮のモーツァルト「レクィエム」は40年ぶりのCD化。
                            (試聴案内:東条碩夫)

HANZOMON CLASSICS

(日)8:00~12:00、18:00~22:00

1月 7日8:00~12:00/ギタリスト特集
16:00~22:00/スクロヴァチェフスキのベートーヴェン交響曲全集
1月14日8:00~12:00/フランス・ブリュッヘン特集
18:00~22:00/レイフ・オヴェ・アンスネス特集
1月21日8:00~12:00/ジョス・ファン・インマゼールの「ロマン派以降」
18:00~12:00/フランス・ブリュッヘン特集(再放送)
1月28日8:00~12:00/レイフ・オヴェ・アンスネス特集(再放送)
18:00~22:00/ギタリスト特集(再放送)




1月7日8:00~は、最近ジャンルを越えた新しい活動の話題が目立つギタリスト特集をお送りします。武満徹の映画音楽を新解釈した鈴木大介『夢の引用』(2006年録音)、村治佳織とザ・シックスティーンのコラボレーションの新作『ライア&ソネット』(2006年録音)ほか、高知県出身のギターデュオ「いちむじん」、ALM RECORDSから新作『スペインの城』を出した新井伴則の演奏をお届けします。
7日16:00~は時間を延長して、完結したばかりのスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ザールブリュッケン放送交響楽団によるベートーヴェン交響曲全集を全曲お送りします。83歳にしてますます充実の時を迎えるスクロヴァチェフスキをたっぷり6時間お楽しみくください。(「クラシック自由時間」はお休みです)
14日8:00~は1月&2月に新日本フィルに客演するフランス・ブリュッヘンを特集、古楽の草分けとして自ら結成した18世紀オーケストラを指揮したモーツァルト、ベートーヴェンなどをお届けします。
14日18:00~は、2月の来日にちなんでレイフ・オヴェ・アンスネス特集。アルバム『リスト/ピアノ・リサイタル』、ブーレーズ指揮ベルリンフィルとの共演のバルトークのコンチェルト第2番ほか、最新作のアンコール作品集『HORIZONS』というプログラミングでお届けします。
21日8:00~は、ジョス・ファン・インマゼール特集。レーベル「ジグザグ・テリトワール」のコレクションからロマン派以降のレパートリー(リスト、リムスキー=コルサコフ、ラヴェル「ボレロ」ほか)を集めてお送りします。歴史的鍵盤楽器(1886年製エラール・ピアノや1905年製エラール・ピアノ)にも注目。ロマン派的な過剰な装飾や華やかさが、インマゼール指揮アニマ・エテルナのピリオド・アプローチによって演奏されると・・・。

THE BANDWAGON

(日)7:00~8:00

新春はスパークの作品から・・・


明けましておめでとうございます。早や30年を越える作曲活動で、世界の吹奏楽の頂点を極めたとも言える人気作曲家、フィリップ・スパーク(写真左・右は筆者)の作品で2007年の幕開けとしよう。もっとも番組のオープニング・テーマも彼の作品だから毎週、スパーク・サウンドで始まっているのだが・・・。筆者とは旧知の間柄、家族ぐるみのお付き合いが長年続いているので、彼の活躍は身内のように嬉しい。速筆の彼は年間20曲以上、既に数百曲を出版している。7日の放送はイギリス空軍バンドの演奏で「セレブレーション」をお聞き頂く。イギリスきっての吹奏楽団、ロイヤル・エアフォース・バンドはアーバン感覚溢れるモダンなサウンドでスパークを表現する。
 (音楽ジャーナリスト:西田裕)

リンボウ先生の歌の翼に

(土)21:00~22:00

リンボウ先生、斉藤茂吉の随筆を読む


“リンボウ先生”こと、作家の林望がパーソナリティをつとめ、クラシック音楽と文学の幸せな出会いをお聞かせする番組。今月は歌人・斉藤茂吉の随筆集を朗読。
「新春」や「新年」と題した随筆や、力士「出羽嶽」のことを綴った「巨人の生涯」などをクラシック音楽とのコラボレーションで朗読します。また「太陽」にちなんだ歌や「ナポリターナ」の選曲で、1年の始めを神々しく、楽しくお送りします。

スペシャル・セレクション

(月~金)12:00~18:00 (土)12:00~17:00

2006年度レコード・アカデミー賞発表!大賞はカイルベルトの「指環」



1週35時間に及ぶ超ビッグ・プログラム。元旦からは恒例の「レコード・アカデミー賞」受賞ディスクのご紹介。大賞を受賞したカイルベルトの「ニーベルングの指環」(ラインの黄金、ワルキューレ、ジークフリート)をはじめ、ゲルギエフのプロコフィエフ交響曲全集やクリスティアン・ツィンマーマンがラトル指揮ベルリン・フィルと組んだブラームスのピアノ協奏曲など、2006年のクラシック界総集編ともいえるプログラム。山崎浩太郎のご案内で。翌週8日からは「花咲くヴァイオリニストたち」と題して、ユリア・フィッシャー、ニコラ・ベネデッティ、ヒラリー・ハーン、マキシム・ヴェンゲーロフなど世界の第一線で活躍する若手や中堅たちの演奏をお楽しみいただきます。
また15日からの2週間は、カラヤン特集を再放送します。

オーディオ・ファイル~ザ・ベスト・ディスク

(日)12:00~16:00、再放送=(土)17:00~21:00

ポリーニのモーツァルト協奏曲、ズヴェーデンのブルックナー7番
ヤンソンスの「レニングラード」、サロネンの「春の祭典」など


季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」協力による優秀録音特集番組。今月から、雑誌のリニューアルにともない選者の顔ぶれが変わりました。オーディオ評論家の菅野沖彦、柳沢功力と音楽評論家の東条碩夫の3氏に加えて、音楽評論家の平林直哉、舩木篤也、音楽ジャーナリストの宮下博の3氏が新たな選者です。ピアノ部門からポリーニ、内田光子によるモーツァルト、シュタットフェルトによるバッハと現代もの(14日)、管弦楽部門からヴァンスカ指揮のベートーヴェン「英雄」、ズヴェーデン指揮のブルックナー「7番」(21日)、ヤンソンス指揮のショスタコーヴィチ「レニングラード」、サロネンの「春の祭典」(28日)など、最新の優秀録音盤を菅野沖彦氏の解説で紹介します。